スージャヌと併用療法

以前、

組み合わせと最適化と IT

というエントリーで経口の糖尿病治療薬は併用療法にトレンドが変わってきている、というようなことを書いた。

そのトレンドにそった新薬が登場した。

先日(2018/03/23)、シダクリプチン(ジャヌビアⓇ)とイプラグリフロジン(スーグラⓇ)の配合錠であるスージャヌⓇの製造販売が承認され、年内には市場に出回る予定だという。

スーグラとジャヌビアの合剤だからスージャヌ。安直なネーミングという意見もあろうが、この種の配合錠は今後も上市されるだろうから、この命名規則で徹底するなら徹底してほしい。

ところで、私はこの手の併用療法が大好きだ。

単剤で上手くいかないとき、自分なりの判断基準で併用薬を選ぶ。奏功したときは気分が良い。うつに対する SSRI + α しかり、高血圧治療薬しかり。

今回は、以前のメインであった SU 剤をすっ飛ばしての DPP-4 阻害薬 + SGLT2阻害薬だから、なおさら私好みだ。さっと見たが、治験の成績もよい。1 日 1 回投与(朝食前または朝食後)ですむというのも便利。

機序に関しては『「新しい」糖尿病治療薬』あたりを参照のほどを。

難を言えば、成分量 1:1 (実際には 50mg : 50mg )で配合されているので細かい調整ができない点。専門家筋からは、顔をしかめられるかもしれないが、2 剤のところを 1 剤ですむというのは、患者さんの服薬コンプライアンスを考慮するとメリットは大きいと思う。

 

 

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