JavaScript 系でよく使われる npm と npx の違いがピンときていなかった。
よく以下のように説明されている。
npxとはエヌピーエックスと読み、Node Package eXecutor の略語であり、Node.jsパッケージの実行を一時的に行うためのコマンドラインツールです。
簡単に言えば、使いたいパッケージをインストール + 実行 + アンインストールをまとめて行います。
つまり、一時的にパッケージを利用でき、使用後はプログラムが残りません。npmとは違い作業環境を汚さずに利用できる便利なコマンドとなっています。
これを初見で理解できる人はそうはいないような?
私の場合、.wpress (WordPress プラグイン All-in-one-Wp-Migration がワードプレスサイトをインポート/エクスポートするために生成するファイル形式)を解凍する際に npx コマンドを使うケースがあったので、ようやく得心した。
npx wpress-extract filename.wpress
とすると、npx wpress-extract があたかもコマンドラインツールのように .wpress を解凍してくれます。
元々は JavaScript なはずなのに小癪な (^^;)
ところで All-in-one-Wp-Migration の評判が微妙なのは
「WordPress サイトの引越しにはAll-in-one-Wp-Migration プラグインを使え」
ばかりで、この手の情報が流通していないからではないかと思ったりする。
実用的な All-in-one-Wp-Migration の使い方
評判がいいようなので追記。
ある程度のサイトの場合、All-in-one-Wp-Migration を使ったとしてもファイルサイズは数百メガになり、大抵のレンタルサーバーでは、アップロードサイズ上限のためこれを一気にアップロードすることはできない。
で、有償版を購入・・・となる流れなんだが、待ってほしい。
上で書いたように .wpress は npx をうまく使うことでローカル環境で解凍可能だ。だから、
解凍後、必要なファイルのみ FTP などでアップロードした方が現実的
ではないかと思う。
なお、記事内容は database.sql というファイルに入っています。