北極圏コード貯蔵庫コントリビューター -Arctic Code Vault Contributor-

GitHub が北極圏にデータセンターみたいなのをつくって、そこに GitHub 上にあるほぼ全てのリボジトリのスナップショットを収蔵したらしい。
【参考】『Arctic Code Vault が実施段階へ突入』(GitHub ブログ)

MS すげーな。

また、このとき収められたリポジトリのオーナーやそれらプロジェクトにソースコードを(正式な形で)提供した者には、

Arctic Code Vault Contributor

の肩書きが与えられたようだ。「北極圏コード貯蔵庫コントリビューター」とでも訳せばいいだろうか。

私も OsiriX や Horos にはソースコードを提供したことがあるので、認定されたようだ。
大したものではないが、ちょっとは誇らしい気持ちになれる。

最近(2021 上半期)だと専用ロゴ?もついた。

air-h-128k-il

 

PHORLIX Classic

以前に「そんなに OsiriX に OSS のままでいてほしかったら、OsiriX-OS が発展するように協力したら?」というようなことを言っていたことがある。

この主張は単なるアイロニーではなく、ある程度まで本心も含んでいる。
2018 年当時の Horos の出来が良くなかったら、OsiriX-OS をベースに何か仕事をしていたのではないかと思う。実際、日本語リソースも送っている。

だが、Horos を含む OsiriX 系の凋落が顕在化し始めた時、われわれは HorliX の延命ではなく、PHORLIX の新規設計を選んだ。

このまま行くなら、OsiriX-OS とは二度と接点は持ちそうになかったのだが、実際はここにきてガッツリ接点を持っている。

具体的にいうと、OsiriX-OS の改修を行なった。PHORLIX Classic という。
どういう経緯があったかは、この記事この記事を読んでください。

個人的に嬉しかったのは、2018 年に送った日本語リソースが手直しなしに動いたこと。
自分で言うのもなんだが、冒頭の「そんなに OsiriX に OSS のままでいてほしかったら、OsiriX-OS が発展するように協力したら?」を地で行くような展開。

 

PaxViewer on Microsoft Store

PaxViewer For Windows が Microsoft Store からも配信されるようになりました。

バッジ

バッジというものを生成してみる。



へえ。

インストールされる場所

Microsoft Store 経由でインストールする場合、

C: Program Files/WindowsApp

以下になるようだ。(通常は C: Program Files/ 以下に直置き)

 

 

wxWidgets

PaxViewer などの移植に使ったのが wxWidgets というクロスプラットフォームの GUI ライブラリ。

あまり凝ったことはできないのだが、ウィンドウを一つか二つ出す、なんて用途には十分。

CMake を使う場合、vcpkg で入れておくと都合が良いようだ。
つまり win で引っかかりがちな

find_package(wxWidgets REQUIRED COMPONENTS base core webview)

をあっさり解決してくれる。

-DCMAKE_TOOLCHAIN_FILE="C:/vcpkg/scripts/buildsystems/vcpkg.cmake"

の指定を忘れずに。

初回に入れる時が時間食うが。

 

 

2026 初夏

初夏と言っても、もう梅雨だが・・・。

Parallels

普段は Mac 使いなのだが、Windows を使わなければいけない局面というのはある。今までは Win 実機を使っていたのだが、今年は Parallels をよく使うようになった。
トラックパッドが使えるのは地味に嬉しい。

US キーボードでの日英切り替え

これまでは、日英切り替えで若干イライラしたのだが(option + ` だとカーソルが option 押下のタイミングでどこかに行ってしまうことがよくあった)、ctrl + sapce にしたらこの現象は出なくなった。
今までは、Mac 側の ctrl + space を切っていなかったので、このシグナルが win 側に飛んで来なかったのだが、Mac 側でオフにしたら win 側にも飛んできたという理屈です。
横着するとロクなことがない。

PaxViewer For Windows

Win でやらなければいけないことというのが、PaxViewer の win への移植だった。
AI エージェントの登場によってプログラミング環境は変わった。以前はロジックを組むことが主な作業だったが、今はその手の作業はある程度 AI が肩代わりできる。調べることが重視される時代になった。
だから、使いなれたマシンが手放せない。普段は Mac 環境で作業していて、コーディングが必要になったら Parallels 環境に即座に移行できると都合がいい。
Parallels がちょうど良かったわけだ。

で、肝心の移行作業だが、ざっと終わった。PaxViewer For Windows というページで案内しているので、興味を持たれたら使ってみてください。

crow, sqlite and wxWidgets

ところで、移植にあたってはオリジナルの構成をかなり変えた。というか変えないと移植できないわけだが。

ウェブサーバには crow を採用。データベースは sqlite。UI は wxWidgets で書き直した。
この枠組みならば基本的には OS 依存はないので、macOS ↔️ Windows が行えるという理屈です。

PHORLIX Lite

ボリュームレンダはいい感じになったのだが、ファイル読み込みが甘くなってしまった・・・。

AI エージェントに手伝ってもらうか。

PHORLIX Lite と PaxViewer の融合」ですか?
余裕があれば取り組みます。

改正個人情報保護法

法改正そのものより、この記事が興味深かった。

いや、これどこかで見たことある・・と思ってたら、これだった。

あの時は、法で規定されている「職務著作」をガン無視。今回は、法律の項と柱書を取り違えるというやはり初学者的なミスを犯している。

現実よりのアカデミックな話題を取り扱い際、その固有の領域を脱して何かを言わないといけないことはよくある。
ただ、たいていの場合、他分野へのリスペクトやその危険性には配慮するものだ。一部の人はこの態度がない。

境界領域の持つ魔力』あたりも参考に。

進路に悩む理系高校生あたりが興味を持ちそうな分野が「境界領域」というやつだ。
生物と物理で生物物理、医学と工学で医用工学、生物学と情報学でバイオインフォマティクス …..などなど。

異分野が結合することで「これまでにはない何か」がそこにはうまれそうな感じがして、惹きつけられるんだろうが、ちょっと待ってほしい。

経験から言わせてもらうと、古臭くても確かな方法論を持った分野をまず修めておかないと、両方とも中途半端で終わっちゃう危険性が強いです

今回の件は、こんな高度なものではなく、ただ自己の主張を押し通したという印象を受ける。

自称医師

ところで、OpenDolphin に関係してわれわれの主張は「くどいのではないか?」と思われる人もいるかもしれないが、それには理由がある。
今でも「OpenDolphin は私が開発した!」と主張する人がいるから。
今年(2026)も、自称 M 医師から間接的にだが当方に対してクレームが寄せられている。

イルカは言葉を覚えたか?

ANN2b センセの『イルカは言葉を覚えたか?』は好記事だとは思っていたのだが、これまでのアイキャッチはいささか実用的すぎた。

アイキャッチを工夫したようだ。

そうそう、こういうこと、こういうこと。

 

SNS Hack!

SNS に関する軽めのハック。

X のプレビューのキャッシュ残りを回避する

何かの記事を X に投稿する場合、一回で決まればいいのだが、何らかの事情で元記事を更新し、再度投稿した場合、プレビュー画像は古い記事のままということがよくある。
キャッシュが残っていると思うんだが、これを新しい画像に更新するにはどうすればいいだろう?
調べた上で実際に試したところ

元記事に無意味なクエリ文字列を付加するといい

らしい。
何いっているかわからんと思うので、説明しておくと

https://hoge.com/hoge.html

があった時、更新後の記事を

https://https://hoge.com/hoge.html?v=2

として紹介すると、X はこれを新しいページとして認識し、更新後のプレビュー画像を表示してくれる。

Qiita/Zenn/note で記事を有料にする

note →普通にできる

Zenn→Book は有料記事にできる

Qiita→できない。ポリシーからいって将来的にも無理そう

 

 

 

 

OceanMini on Vector

OceanMini v1.1.5 が 2025/1/7 から Vector で公開されています。

データ構造などはこれでひとまず完成したので、その点は安心して使えると思う。

一方で、

・入院

・訪問診療

に関しては、見た目・機能ともに大きく変わってます。

 

システムクラフトとかいう会社が出鱈目な情報を流している件

システムクラフトという会社の杉原利彦という人が X などで出鱈目な情報流しているようだ。

時期的には少々古いのだが、下図上部のようなポストがあった。

2018 の時点で OsiriX MD は既にオープンソースではなくなっており、プルリクエストなどを送りたくても送れないし、あちらにはあちらで立派な日本語リソースがある。

私が提供した先は、オープンソース版の方で、これはリポジトリ上にも痕跡が残されている。

どういう内容だったかは、このページなぞ参照。

大した内容ではないのでアピールしてないが、このプルリクのおかげで contributors の一人には数えられているようだ。

OsiriX は医療分野におけるオープンソースソフトの代名詞のように考えられていたようだが、実際、ある程度まとまった内容のソースコードを提供したのは pixmeo 関係者以外では、上図でわかるように世界で 9 人くらいしかおらず、これでは(商用版を)オープンソース開発方式を継続していく意義は薄いだろう。

ところで OsiriX MD がオープンソース開発方式を捨てて、ソースコードをクローズドに移行した際に、落胆の声が上がったようだが、これは若干筋違いの批判のように思えなくもない。

オープンソース開発方式を望むなら、現在のオープンソース版にプルリク送るなどして、クオリティを上げていけばいいだけの話だからだ。

 

(追記)OpenDolphin という名称使用に関しても完全に間違った解釈してますね。

(追記2)システムクラフトという会社、以前は OpenDolphin-2.3m という電子カルテを取り扱ったいたようだ。
「和歌山増田内科の増田茂医師が OpenDolphin 2.2 を独自カスタマイズした」というのが触れ込みだったようだが、増田内科は閉院、2020 年頃を境に増田茂氏の X アカウント(@masudanaika)も、自ら医師だとは名乗らなくなった。
おそらくは、実在の増田茂医師から名義を借りて業者やなにかが独自運用していたと思われる。
実在もあやしい医師の名を借りて、広報に利用するとか商倫理的にどうなんだろう。
胡散臭いという印象を持たれてもしょうがないだろう。