うつ病に対してカリフォルニアロケットという投薬方法がある。この分野で頑張っているのはストール先生のほかには、Pierre Blier という人。 Am J Psychiatry は眼を通すようにしているが(最近はちょっと…)この人の論文はよく見かける。
決定的なのはこの図でしょう。
面白いのは、 Fluoxetine 単剤よりも
1.他の3つの併用療法の方がすべて効果が上回っている
2.併用療法間には効果に大きな違いはない
というところでしょうか。狭義のカリフォルニアロケットは Venlafaxine (SNRI 日本未承認) + Mirtazapine ですが、フルオキセチンやブプロピオンでも代用可能というようにも読み取れます(どちらも日本では使えませんが)。
私はたまに SSRI + 少量の三環系・四環系 という処方をすることがありますが、(今まで意識していませんでしたが)発想にはこういった記事の影響があったかなと思います。
猪股弘明(精神科医)


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