オン資関係

外勤先の病院で「医療DX担当」になったので、オン資関係の実運用の知識が必要。

そのための覚書。

 

(続く)

 

外勤先のアタリハズレ

ここ数年本業(精神科医)は非常勤主体で働いていたので、当然、複数医療機関、掛け持ちとなっている。

同時期に 2-5 くらい。

私の場合、あまり職場を移動したくないので、2, 3 の医療機関はほぼ固定だが(もちろんアタリはキープ)、どうしても一つくらいが決まらない。

最近もちょっとアヤしい雰囲気になっているところがある。

そういった医療機関に共通に見られる特徴は、「患者さんの権利を軽視しすぎ」というものがある。
特に個人情報の類は、目にみえるモノではないためどうしても軽く扱われがちだ。

直近一年限定でいうと

・民医連系病院の精神科外来

・くどうメンタルクリニック(横浜市関内)

が、これが原因でそこで働くのをやめてしまっている。

民医連系のやつは、以前に某所でまとめて書いた。

くどうメンタルクリニックの事例は、最近の風潮を反映している気がするのでもうちょっと詳しく書く。

院内のコミュニケーションツールとして商用のチャットサービスを使っている医療機関(特に診療所)は増えてきていると思うが、そこで取り交わされる患者情報の取り扱いに関してそれなりに配慮されたルールに従って運用されている施設は残念ながらそう多くはない。
(クリニックであってもちゃんとした施設ならばそれなりに自主的にルールを定めて運用しているとは思うが)

そもそもある程度の規模の病院ならば、自院内でチャットサーバを構築して tems だとか slack だとかのいったこの手のサービスは使わない。
そのような配慮のできる施設は、患者さんの個人情報満載のメッセージなどを保管している外部サーバを経由すること自体が個人情報漏出の潜在的なリスクとなることをよく知っている。
USB あたりの使用で痛い目にあったところは結構あるので、その教訓を活かしているわけですね。

が、残念ながら、クリニックレベルになると、院内にチャットサーバを立てる、程度のこともできないところが大半だ。
そのような場合でも、患者さんの名前はイニシャルにするとか、もし、個人情報が流出しても患者さんの特定に繋がらないようにする、という配慮をしておくのが普通だと思う。

なのだが、上記のクリニックでは、そういった配慮は全くなし。

それとなく、指摘したつもりだったんだが、全然改善されず。

結局、なんだかんだあり、契約は打ち切らせてもらった。

一応、某省庁に確認してみたが「望ましい運用の仕方ではない」とのことだった。
まあ、そうだよねえ。

 

(続く)