HorliX とは?

HorliX は、Horos / OsiriX ベースの Mac OSX 向け DICOM viewer です。

2024 ご挨拶

HorliX Mac AppStore 版は 2018年 8/8 のリリース以降、順調にユーザー様の支持を受け、世界 38ヶ国で販売実績を持つに至りました(現在は配信停止中)。その後、直接配信にも関わらず、引き合いがあり、現在では販売実績国も 70 を超えるまでになりました。フリートライアル版のダウンロード数も1万を超えています。(1万を超えてからは正確に集計していませんが)
最近ですと、精神科医の高木希奈先生にブログ上(COVID-19 の肺炎CT画像 HorliXで表示)でご紹介いただきました。(記事中にある脳血管アンギオ画像の表示・利用方法は、私自身も詳しくなく、薬機法の第一条の5の理念に基づいて専門家の知識の共有という観点からリンクを貼らさせていただきます)

また、主として国内のみですが、公立病院・大学付属病院・医学系研究機関などにも納入させていただくようになりました。ある県ではほぼすべての県立病院で HorliX が稼働しています。
ありがとうございます。

HorliX 自体は薬機法認証/承認は取っていませんので、医療機関で使用する場合には医師の自己責任でお使いください。ただし、院内システムの情報転送用など直接診断に関わらない目的での使用に関しては特に問題はないそうです(厚労省確認済み)。
[追記] 沖縄のコロナ感染状況を鑑みて医療法人ユカリア沖縄 かんな病院様に HorliX 1台を無償提供させていただきました。やはり、画像情報転送用のルーターとして使用されるそうです。
2023/8 月末頃より稼働の予定。(2023/7/16)

いつまでも HorliX その他のプロダクツを個人開発のままにしておくわけにはいかないと思い、以前に立ち上げたものの休眠状態にあった会社(PHAZOR 合同会社)をサポートのために再稼働させました。しかし、予想を上回る普及で人的な体制などが間に合っていない状況です。ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、なにとぞご理解・ご協力の方よろしくお願いいたします。

特に 2022 後半は、以前に関与していた OpenDolphin という電子カルテの「後始末」に手間がかかり、HorliX のメンテも満足にできない状態でした。

しかし、ようやくこれに目処が立ち始め、再び、医療画像に再チャレンジする時間的な余裕もできてきたように思います。

大幅な進展はないかもしれませんが、何らかのアウトプットが出せるんではないかという予感のようなものはあります(追記:ようやくですが、次世代型の PHORLIX というアプリのプロトタイプを公開)。

本年もよろしくお願いいたします。

 

フェイザー合同会社代表

猪股弘明

医師(精神科 精神保健指定医

理学士(物理)

 

 

特徴

HorliX の基本的操作方法はサポートページに書いてあります。正規ユーザーの方はユーザーフォーラム(非公開メーリングリスト)でも使用方法などの質問を受けつけています。

 

2Dビューア3Dビューア, ROI,

3D表示→3D ポリゴンファイル書き出し( .obj, .stl)

匿名化, タグ編集 ,

RAW ファイル取込PET/CT フュージョン表示, 一般的なフュージョン表示

Web Server 機能, 各種プラグイン機能

..etc


・HorliX そのものの機能ではありませんが、大容量 PACS サーバ Orthanc との接続もできます

・MacAppStore 版における OsiriX などからのデータ移行に関しては、他サイトですが
Macの高機能DICOM Viewer/Analyzer : HorliXの紹介 (2)いよいよ HorliXに DICOM dataを読み込み
をご参照ください。
アルバムの移行は
Macの高機能DICOM Viewer/Analyzer : HorliXの紹介 (3)OsiriXのアルバムを読み込む
を参考にしてください。radialist 先生ありがとう!

HorliX 開発チームを代表して 猪股弘明

入手方法

PHAZOR Market


以前は、Mac AppStore から配信していたのですが、AppStore のポリシー変更で配布ができなくなってしまいました。
今後は、弊社 PHAZOR Market で配信する予定です。
ダウンロードサイトが稼働するまではコンタクトページより直接お申し込みください。(日本語で大丈夫です!)

※ こちらからのメールが不達になる場合や迷惑フォルダーに振り分けられるケースがあるようです。連絡が取れない場合は xxx@phazor.info や xxx@gmail.com が受診できるように設定の方よろしくお願いします。

 

MacAppStore 版は sandbox 機能が ON になっていましたが、院内利用の際に使いにくいため、今後は sandbox 機能 OFF で提供いたします。
価格は 19800円〜 (手数料・サポート代。税込)となります。特別なカスタマイズを入れなければ、これで問題なく使えるかと思います。

以前は1ライセンス1台インストールにしていたのですが、主として勤務医の先生方を中心に「職場 Mac と 自宅 Mac の両方で使いたい」という要望が多く、現在はお申し出があれば個人利用の方に限り2台にインストールできるように配慮しています。(なお、法人での複数台利用の場合は、個々に見積もりを出しています)

正規ユーザーはユーザーフォーラム(非公開メーリングリスト)に参加できます。

お試し版ダウンロード

新機能を追加した場合、日本語化などでユーザーさんの声を聞きたい場合などに Trial version を公開しています。

ダウンロードページ(ただし説明などが英語)

または、別サイト( phazor.jp の方)になりますが

ダウンロードページ(説明をようやく日本語化)

からどうぞ(サイトリニューアルで誤ってページを消してしまいました。英語ページからダウンロードしてください)。
どちらから落としてもアプリは同一です。
所属やメールアドレスの登録などの必要はありませんのでお気軽に。

現在(2024/4 月)だと公開しているバージョンは 1.0.7 です。
ページ中段の ↓

にすすんでもらい、

download -click to start-

をクリックすると文字通りダウンロードが始まります。
あとは、解凍後、「副」クリックで「開く」で起動できます。

このバージョンはアップルの公証は取っていないので途中警告が出るかもしれませんが、強行しても特に問題ありません。
M1 Mac で動かす場合はロゼッタ(正確にはロゼッタ2)が必要ですが、OS が自動で準備してくれると思います。

 

GitHub

ソースコードは github で公開しています。

https://github.com/air-h-128k-il/HorliX/

https://github.com/Hiroaki-Inomata/HorliX

これまでにも、世界で数人(日本人含む)、ライブラリを自己構築してオリジナルの HorliX をビルド・インストールされた方がいます。世界で数人と書きましたが、ITスキル、特に過去に C++ 系の言語で画像処理を経験されたような方であれば、可能と思います。
一度開発環境をつくってしまえば、カスタマイズや独自プラグイン作成なども自分の狙ったようにできるので、このメリットは大きいでしょう。
スキルのある方にはぜひチャレンジして欲しいと思います。
ただし、HorliX のアイコンのもとになったデザイン(の原始著作権)は、私のものではありませんので、再配布されるようでしたら、アイコンなどの削除をお願いします。

猪股弘明

関連グッズ

もともとはスタッフジャンパーなどを少量作成して関係者には配っていたのですが、引き合いがけっこうあるので、一般向けにも入手しやすいよう手配しました。

こちらからどうぞ。

 

 

関連資料ダウンロード

・やはり本家 OsiriX (OpenSource 版)もみてみたいという方

ダウンロードはこちら↓から。

配布停止中

HighSierra では問題なく動きました。

ついでで一部日本語化してあります。使用期限は 2018/12/31 までです。

Blog

HorliX on MacOS Sonoma

X(twitter) でも軽くお知らせしたのだが、Mac ノートを Sonoma にアップデート。 HorliX などが動作するかチェック。 問題ないようですね。  

HorliX はダイコムシリーズをどう扱っているか?

HorliX がダイコムシリーズをどう取り扱っているかわからないところがあったので、実験的なスタディを取り込ませる。 本来であれば 361 枚からなるスタディの上(頭側)から20枚をチョイスした擬似的なスタディを作成。 …