保護中: 医療法人福慈会の謎
病院日当直・訪問診療で履きやすい靴
X でも触れたのだが、現在は週1で訪問診療の仕事を入れている。
悩みの種になるのは履き物で、最低でも
・脱ぎ履きしやすい
・少々の雨でも気にしなくていい
という条件を満たす必要がある。
皮のローファーなどは、着脱は容易なのだが、雨風に弱いし、第一重い。
試行錯誤の結果、現在はメレルというところのモアブというハイキングシューズを採用している。
ゴアテックス、どんなものだろう?と思っていたのだが、先日の雨の日でも雨水はじきまくり。
しばらくは、これかな。
ところで、Amazonで並行輸入品が安く買えたりする。
カラーは「ウオルナット」と説明されているが、写真ほどバーガンディっぽくはない。
(続く)
時として患者さんの発想は治療者を超えるが、スタッフが支援しきれない
電カルによっては、和暦⇄西暦をうまく扱えないものがある。OpenDolphin ではデフォで対応しているので、新元号が公布・施行された時にちょいちょい手を入れれば修正は容易。
現在、主流のブラウザタイプでは表示を javascript でコントロールする関係上できないと思い込んでいたのだが、
ブラウザ上で表示→ブックマークレットで変換
でできるっぽい。
X(twitter) でこの話題が出た時に教えてくれた人がいた。
教えてくれた人は、TLの内容から察するに発達障害の方。
病院職員さんも褒めてくれたそうだが、もっと本格的にクローム拡張で実装したい希望があるようだ。
私もクローム拡張は詳しくないので、偉そうなことは言えないが、受け持ち患者さんなら、一緒に勉強したんではないかと思う。
精神科スタッフが苦手とする領域だから、致し方ないのかもしれないが、支援しきれていない感がある。
よく使われる「支援」という言葉も、実は、私はあまり好きではない。「劣った部分を補う」というニュアンスがあるからだ。
今回の場合は、実態としては、「潜在的な才能を伸展させられなかった」に近く、これまでの「支援」とは違ったものが必要とされているように思う。
猪股弘明
精神科医(精神保健指定医)
医療機器業界の『ぼったくり』
ブログも続けていると認知度は上がってくるようで、先日、SNS でばったり読者の方と出くわした。
こういう反応はありがたい限りですね。
ところで、この垢の中の人はどうやら医療機器業界の(医療)現場に近いところで働いている業者さんのようだ。
で、ツィの内容から分かるようにこの業界のある種の悪しき慣行に深い憤りを覚えておられる。
一般の人には信じられないかも知れませんが、このエピソード、特に話盛ってません(苦笑)。
一応、国の政策としては『医療機器の価格の適正化』が謳われているのだが、その背景にはこういった事情があることも原因の一つだろう。
ただ、政策の効果はどうなんだろうね。それほど効果が上がっているようには思えない。
その原因や解決方法、現状に対する認識などは、みなさん言いたいことはあるだろうし、私も思うところはあるので、機会があったら書いてみたいと思う。
猪股弘明
精神科医(精神保健指定医)
(追記)一般的医療者から見ると、医療機器業者は「悪」なんですが、最近は医療系資格を持ちながら IT 関係に従事している人も増えてます。
そういった人たちから見ると、「医療情報の重要性が増しているにも関わらず、何にもしない(できない)一般医療職は『不勉強』」という意見もあります。念の為、追記。
(追記2)「ぼったくり」系ではないんですが、「安かろう悪かろう」的に質の低い製品を納入する業者も医療従事者の間では嫌われます。
ANN2b 先生にダル絡みしている(と思われる)システムクラフト(広島 杉原利彦)って会社もどうなんだろう?
以前に OpenDolphin のカスタマイズ版の増田ファクトというプロダクツを取り扱かっていました。かなりの人から「増田ファクトは電子カルテの基準を満たしてない」と言われていたにも関わらず、よくわからないその場限りの理屈で「そうではない。中傷だ!」と言ってましたから、ちょっと私なら敬遠しますね。
(もちろん現在では、電子カルテの基準を満たしていないことが明白になっています)
『@masudanaika による個人情報流出ツィート』
『医師と業者の不適切な関係(仮)』
『Monster Pseudo-Developer in Dolphin -電子カルテログ出力に関するブログ記事から-』
あたりも参考に。
当局から「指導」はいる現実的なリスクがあるってこともそうですが、そういったプロダクツを正当化して商売のタネにするという姿勢に商倫理的に問題あるように思えます。