PaxViewer v1.0.4
PaxViewer v1.0.4 の主な変更点は
・VolumeRendering における crop ツールの実装
・C-STORE のサポート
の2つ。
crop ツール

OsiriX/Horos/HorliX ではお馴染みのこの機能。
簡単なものだが、実装した。
今でも激重なので cropping cube を表示させて・・・というのはしばらくやらないつもり。
C-STORE サポート
実務的な問題で通信でスタディのやり取りをサポートする必要があり、まずは C-STORE を実装した。

上の図は Orthanc から PaxViewer にスタディを送信したときのもの。
コントロールパネルで AE title と待受ポートは指定できるので、適当な値をふってください。
PaxViewer v1.0.3
v1.0.3 の変更点は以下の通り。
・タグ解析機能の追加
・サムネイル表示の採用
タグ解析機能の追加
タグ表示は欲しかったのだが、どういう UI にすればいいか構想がなかった。
とりあえずは、スタディの最初の解析対象になったインスタンスのタグを一覧表示させればよかろうと、そういう動作にした。
今のところ PatientID と PatientName だけは編集可能にしている。

運用にもよると思うのだが、他施設のスタディを取り込むなら、この二つだけはないと困ると思ったからだ。
サムネイル表示の採用
Orthanc Explorer などは設計の際に参考にしたが、OsiriX のようなサムネイル表示がないのは個人レベルでの使用ではきつい。
今回、それっぽく作ってみた。
その他
アイコンを新調した。
PaxViewer v1.0.2
v1.0.2 の変更点。
・英語表示
・スタディ削除機能
・3DVR の操作性向上
など。この投稿も参照。
英語表示
ここでの評判がいいような気がするので慌てて英語表示を入れた。
今は index-en.html は使わないようだ・・・。
スタディ削除機能
ゴミ箱アイコンをスタディウィンドウの各行右に新設した。
物理削除なので注意! ファイルごと捨てます
ちなみにそれまでは登録はできるが削除はできない仕様だった。
3DVR の操作性向上
VolumeRendering でオブジェクトを回転させる際、水平方向はマウスの進行方向といっしょだったのだが、垂直方向がマウスの動きと逆になっていた。
修正した。
その他
隠し機能として特定 ID でのスタディ集約ページも作成した。他のソフトと ID 連携する時に便利。

上図は、OceanMini と ID 連携させている。
PaxViewer v1.0.1
HorliX の後継として PHORLIX はリリースしたのだが、まるっきり別件で PACS/DICOM 関係をいじる必要があり、その派生でブラウザベースの簡易 PACS/DICOM Viewer を作成した。
PaxViewer という。
おかげさまでリリース初日で 30 download された。
ほとんどフルスクラッチで書いたのだが、OSS ももちろん使っている。v1.0.0 ではそのライセンス表記が不十分に感じたので、v1.0.1 では licenses.html を作成して著作権表示やライセンス文書をそこに全てまとめた。

HorliX on MacOS Sonoma
HorliX on MacOS Ventura
速報です。
ようやく、一部マシンを Ventura に移行。
HorliX も問題なく動いているようです。
arm Mac も今後試します。 pic.twitter.com/9jLIzAZ6RX— 猪股弘明 (@H_Inomata) December 26, 2022
M1 Mac でも大きな問題はなさそうですね。

猪股弘明
HorliX, OpenDolphin-2.7m, DolphORCA など開発
HorliX on MacOS Monterey
2021/10 月末に Mac の新しい OS Monterey がリリースされたようなので、アップデート。
前回の BigSur とは異なり、大型アップデートというよりはマイナーチェンジに留まるようだ。
HorliX の動作チェック。
目立った問題はなし。
BigSur で動作するならば、Monterey でも動くでしょう。
HorliX on Mac OS11 Big Sur
以前から Mac の次期OS Big Sur は開発者向けにベータ版は配布されていたのだが、先日、RC (Release Candidate リリース候補バージョン) も公開され、正式リリースもそろそろといったところだろうか。
→ 11月初旬に正式リリース。11.0 は不具合も多かったので、すぐに 11.0.1にアップデートされました。
→ 11.0.1 も後述するようなバグ?があったので、12月14日に 11.1 にアップデートされました。
今回の改訂では、UI もけっこう変更になっているので、当方としてもそれなりの対応は不可避だと思っているが、とりあえずこれまでのバージョンでどの程度動作するかチェックしてみた。
まず、起動時の画面だが、ここはまったく問題なし。

続いて、2D Viewer のチェック。
ここも 11.1 では問題なし(M1, Intel Mac とも)。

ただし、11.0.1 では以下のような不具合がありました。

なぜか意味不明のバーが出現し、そのおかげで本来のツールバーが上下方向に縮んでいる。
→ バーが出現したのではなく、各種アイコンを載せているツールバーがアイコンに合わせて自動で伸びてくれないことが原因のようです。

機能的には問題ないようなのだが(2Dビューア上で「副」クリックするとROI などの各種メニューが出現する)、ここはなんとかしたいですね。
3D表示機能を VR(ボリュームレンダリング)でチェック。

見た目上は問題なし。
ただ、CLUT でプリセットを使おうとするとレインボーカーソルがでて、それ以上先に進まない。この不具合は、ある程度、心当たりがあるので、この点を重視してデバッグしていこうと思っている。
HorliX 開発チーム
HorliX on Mac OSX Catalina
Catalina の正式版がいつのまにかリリースされていたので、アップデート。
HorliX は無事動いているようです。

最新、Ver1.0.7 は、ダウンロードページからどうぞ。
日本語で使いたい方は、(もちろん)Japanese Ver を落としてください。
アノテーションの「文字化け?」について
日本では報告されていなかったのですが、2D ビューアや 3D ビューア上で描画されるテキスト文字が解読できないくらい乱れるという問題が指摘されていました。
HorliX であれば
github issues: HorliX with CATALINA , TEXT LINE ILLEGIBLE
Horos であれば、
github issues: Length assessment bug [ROI] , Annotation colour is green, cannot change after update Catalina
あたり。
報告されているとはいっても、かなり特殊な条件でしかおこらないようなので対応を後回しにしていたのですが、3次元表示(ボリュームレンダリングなど)あたりのコードを整理・手直ししていたときに、「あ、そういうことか」と思い当たる節があり、下記のような操作を実行してみたところ上手くいきました。
HorliX のメーリングリストに流したのですが、ここでも解説します。
かなり特殊な実行環境だと思うのですが、ROI などを使った場合、

というようにまるっきり文字が読めない現象が出現するときがある。
このバグが生じるのは、実行環境の Mac のモニターのカラープロファイルが意図せぬ設定になっているせいなので、これを修正する。
具体的には、まず、画面左上にある林檎マークをクリックしてメニューアイテムを表示して『このMacについて』を選ぶ。

するとパネルが現れるので、『ディスプレイ』を表示させ、パネル右下の『”ディスプレイ”環境設定…』ボタンをクリック。

するとディスプレイ設定パネルが出現する。
ここで『カラー』を選ぶ。するとカラープロファイルの設定画面に切り替わる。

文字が判読できないような場合、ディスプレイプロファイルが『一般RGBプロファイル』以外になっているので、これを『一般RGBプロファイル』に選び直す。
この設定変更の後、再度アプリを立ち上げると

と文字が正常に表示されるようになります。
ソースコードレベルでの修正は検討しているところです。(できれば OS の側で修正して欲しいんですが)
その他
今のところ、Catalina 移行に伴うバグらしいバグは上がってきていません。
今後の予定
3次元表示周りは、今一つコードが整理しきれていない印象があるので、ここは現在修正中です。

なお、上記のサンプルは MacOS BigSur でも無事に動いています。
今後の予定(追加)
Volume Rendering のところを整理する、みたいなことを言ってましたが、ここはどう頑張っても OpenGL になってしまうので(VTK の機能を利用しているため)、Metal で同様の機能を書いてみました。
オリジナル同様、RayCast Mapping という手法を使ってます。
OpenGL は廃止になることがわかっているため、こちらの方がいいでしょう。


