ここは、HorliX (ホーリックス)のサポートページです。
以下は、HorliX の基本的な操作方法です。正規ユーザーの方は、ユーザーフォーラム(非公開メーリングリスト)などでも質問を受け付けています。
基本的な操作
あなたが、例えば、かかりつけの医者からダイコムファイルをもらったとき、付属のダイコムビューアでファイルの中身を見ることができます。
ですが、大抵のダイコムビューアは、それらファイルを 3D やより進んだやり方で表示させることができません。
ホーリックスでは、それができるのです。
DICOM CT のサンプルがあります( オリジナルのバージョンは DICOM Library で配布されています)。
Sample1.zip をダウンロードしたら、好きなところに置いてください。ここでは、デスクトップに置くものとします。
ホーリックスのツールバーの「取り込み」ボタンを押してください。
ホーリックスの指示にしたがって Sample1.zip を開いてください。ホーリックスは自動的に解凍してくれます ( ホーリックスは特定の状況では解凍できないときがあります。もしそうなったら、取り込む前に zip ファイルを手動で解凍してください)。
取り込まれると、ファイルの情報がデータベースペーンに表示されます。
情報が表示された列をダブルクリックすると、2Dビューアが立ち上がります。
その画像を 3D 表示したければ、 2D/3D メニューから表示方法を指定しましょう。ここでは、3D Volume Rendering を選びます。
すると、3D ビューアが立ち上がります。
好きなように 3D モデルを回転させたり、一部を「切除」させることができます。
医療画像の初心者向けの基礎的な操作方法でした。
あなたがもし色々なダイコムファイルを試してみたければ、 DICOM sample page をお訪れてみてください。
応用編
ホーリックスには多くの機能がありますが、(今のところ)その機能の大半は Horos や OsiriX のものと同一です。もし、あなたがホーリックスの初心者でこの分野に関しての知識が乏しいならば、あなたが知りたいことを検索するとよいでしょう。多くの場合、 Horos かつ/または OsiriX に関連して解決方法を見つけことができるでしょう。
満足すべき解決方法が得られないときは、お気軽にこちらのページからお問い合わせください。
FAQ
Q1 DICOM(ダイコム)とは何ですか?
A1 DICOM とは Digital Imaging and Communications in Medicine の略で、「医用画像情報および関連データの通信・管理に関する国際標準規格」のことです。
DICOM は、医用画像の保存や通信に広く使われており、異なるメーカーの装置であっても統合することができます。スキャナーやサーバー、ワークステーション、ネットワーク向けのハードウェアや PACS (Picture Archiving and Communication Systems: 画像保存システム) などを一つのシステムにつなげてくれるのです。ある程度の規模の医療機関では以前から広く採用されていますし、今では街中の小さな施設(個人クリニックや歯科診療所、動物病院など)にも普及しています。
(原文は wiki から。ただし、訳したときにかなり修正してます)
Q2 「オープンソース」とは何ですか?
A2
「オープンソース」ソフトウェアとは、誰でも検証や修正、改良できる「ソースコード」付きのソフトウェアのことです。
「ソースコード」は、(たいていのユーザーは目にしませんが)れっきとしたソフトウェアの一部です。プログラマーがソフトウェア(プログラムやアプリケーション)の動作を変更するとき操作するのがこの「ソースコード」です。「ソースコード」が公開され、アクセス可能な状態であれば、プログラマは、ある種の機能を追加したり、必ずしも正確に動作するわけではない箇所を修正することで、そのプログラムをより良いものにすることができます。
原文 “What is open source?“ 訳・修正:猪股弘明
Github の issues page
もしバグやソースコードレベルでの修正が必要な箇所を見付けた場合は、下記ページまでお知らせください。
オープンソースのプロジェクトは大抵の場合、バグ報告やユーザーの要望などに耳を傾けています。もちろん私たちもそうしています。
この仕組みがうまくいった例として ROI-Color-Rotation-UI があります。この UI は、ユーザーと開発者の対話から生まれました。そのときのやりとりは こちらのスレッド に残されています。
ご参考まで!