先日精神科病院に営業&開発に行ってきた時の話。
まず、建物外観に軽くときめく。
今どき、こんな昔ながらの精神病院精神病院した建物ってなかなかない。
古いが手入れはちゃんといき届いている。
まず、猫ちゃんがスリスリとお出迎え。
良い精神病院にはアイドル猫がいるものだが、ちゃんといた。
フレンドリーな職員さんに聞くと「以前は茶トラがこの地域のボス猫で白黒ブチをボコボコにしていた。ある時、ボランティア団体が去勢手術をしてボス猫の性格が一変。二人は仲良しになった」ということだった。
エピソードも完璧に近い。
しかし、その頃の名残なのか白黒ブチは今もボス猫の背中をふみふみ。
管理職との方と2時間ほどお話してきたが、そのときの細かい話はビジネスっぽくなるので割愛。ただ、建物は現在の基準にあっておらず建て替えざるを得ない、経営的に苦しくなるが地域のためにも何としても精神医療は継続していきたいとのことだった。ぜひ、継続させてください。
まったくアタリの病院で、一回でファンになってしまったのだった。
あ、当直もしてきました。指定医業務もまっとうしたかと。
猪股弘明(医師:精神保健指定医)
HorliX, OpenDolphin-2.7m 開発者
(追記)「精神医療は継続していきたい」とのことだったが、(継続はしているものの)残念ながら現在(2024)経営権は別の医療法人に移ってしまった。
初出時には病院名は伏せてたが、今はその必然性もないだろうから書いておくと大田区は蒲田にある南晴病院。
『近年の精神病院経営のトレンド』という記事があるが、この手のトレンドに手を出しても経営が好転することは多くなく、大半がより大きな医療法人に吸収されるかファンドに身売りすることになることが多いように思う。
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