総合病院で外来を持っていると、どの科にもあてはまらないような患者さんが振り分けられることがままある。
例えば、眼の周りがぴくぴくと不随意に動く患者さん。眼瞼痙攣とか開眼困難とかとにかく顔面筋の異常収縮が出ている人はそれなりいる。
身体的な問題はなさそうだし、となると、どういったアプローチを考えるべきだろうか? こういうとき精神科の経験は役に立つ。それなりに論理的に考えられるようになったと思う。
この現象を
(1) 過度の緊張
(2)(向精神薬が入っている場合には)副作用+ストレス
(3) てんかんの部分発作
ととらえてみると何をすべきかはっきりしてくる。(1)ならば不安をとってあげるために抗不安薬を投与。ソラナックス、レキソタンあたりか。(2)ならば抗不安薬に加え抗パーキンソン病薬を処方。(3)なら抗てんかん薬を処方することになる。
…とまあ、こんな具合に仕事をすることになる。

