【魔改造】Surface Laptop GO 3 【SSD 128G→1T】

おかげさまで Surface Pro 7 + の SSD 換装の記事がよく参照されている。

今では Surface のエントリーモデルの SSD を換装するのは、けっこう一般的に行われるようになったようだ。

今回は Surface Laptop GO 3 の SSD 換装。

まずは、Surface 公式が SSD の取り外し方を解説してくれているのでチェック。

底面のゴムを取り外すところに心理的な抵抗を覚えるかもしれないが、やってみるとわかるが、かなり取り外しやすい接着になっている。

Surface Pro よりは若干手間かかるが、やはり SSD の交換はやりやすい。

基本的なやり方は前回と同じです。

つまり、

回復ドライブ(USB)制作→SSD換装→回復ドライブから起動

です。

Surface Pro と違うのは、UEFI 設定に入る時には、F4 キーを押しながら電源ボタン投入です。

 

 

 

Galaxy Fold 3

老眼のせいでそろそろコンパクト機が辛くなってきたので、大画面機か折りたたみ機の導入を検討。

実は「折りたたみスマフォの元祖」初代 Galaxy Fold は所有していて、室内でタブレットのように使ってはいた。

その重量や機能(お財布携帯機能はない)から外に持ち出すことはしていなかったが、ここらへんがクリアになっているならば、ありだとは思っていた。

調べたら Galaxy Fold3 から、おサイフ携帯機能には対応しているらしく、中古市場でお手頃価格(10万以下)になっているようだ。

物色していたら、7 万台の中古が出ていたので、結局、購入。

見ての通り、s20 -> fold3 のデータ移行もおおよそ済ませたのだが、ここら辺バタつくのがいつもの galaxy クオリティ。

Smart Switch というアプリを使えという。
USB-C 端子同士をケーブルで繋げるか、同一 WiFi 経由でデータを移行してくれる。
ケーブルで移行するのが確実なんだろうが、S20 の USB 端子が摩耗でほぼ使えないので、断念。
ならば WiFi 経由で、ということになるが、セットアップしたら、「高速転送のために WiFi は使いません」とかいう指示が出る。
ユーザー、舐めてる?
最初に「Smart Switch というアプリを使うと転送が楽です。Smart Switch は galaxy 同士ならば、WiFi も不要です」と案内しておけばいい話ではないか。
またデフォルトでは、S20 の SD カード内のデータは移行できない。(なお、Fold 3 に SD カードはない)

まあ、端末自体には満足しているので、Spigen のケースと S ペンもアマゾンで購入。

 

レビューは気が向いたら、するかも。

えーと、やはり重い (^^;)

ただ、これ、Spigen のケースがしっかり作られすぎていることも原因の一端になっているとは思う。
Spigen ケースは両面テープで本体に接着することにはなっているのだが、精度がそれなりに出ているせいかテープなしでもズレることはないと思う。
強度を出すためか肉厚でもある。2階から落としても衝撃吸収してくれるんじゃないかってくらいガッチリ作られている。
だから、薄くするといい感じになるかもしれない。

アプリの移行

モバイル SUICA

基本的には

旧端末で SUICA をサーバに預ける
→新端末で同一アカウントでログインし受け取る

という理屈らしいのだが、手順通りやっても「他の端末で利用中の Suica のため、当該 Suica は受け取れません」というエラーが出る。

android の場合、日を跨ぐと受け取れる。だからこれはエラーではなく仕様といった方がいい。

メッセージの表現といい、仕様自体といい、なんかモヤっとする。

PowerAmp

買い直すことなく使えている。これは good。

 

(続く)

 

いまさら? Windows 11 と Ubuntu ダブルブート

WSL 環境が整備されてきたせいか win機で Ubuntu を使いたい場合、WSL(2) をインストするのが主流になってきていると思いますが、通信に関してはまだ不安定なところがあるように思います。

さらに Ubuntu のデスクトップ環境を使いたいといった場合(WSL ではデスクトップ環境は使えない)、今でもデュアルブートは考慮される選択肢でしょう。

以前に SSD を換装した Surface があったので、デュアルブートを試みました。

作業に入る前に

UEFI が強化されているらしく、意外に手間かかります。

途中で何かあってもいいように、最低

・回復ディスクは作成しておく

・BitLocker は切っておく

ことを強くオススメします。

これさえやっておけば、何があっても最悪、システム自体は復旧できます。

手順

作業の手順は検索かけて物色しましたが、けっこう不自然な手順が紹介しているサイトを見かけました。

おそらく最も自然なのは

windows10 と Ubuntu のデュアルブート環境の構築

で紹介されている方法です。

windows 機に Ubuntu を間借りさせるわけだから

・windows のユーティリティを使って空き領域を作る

・その空いた領域に Live USB を使って Ubuntu 本体をインストールする

という手順です。

ただし、win10 時代には SSD 自体を暗号化する BitLocker がなかったようで、この点に関する配慮が抜けています。

私も作業に入る前はわかってなかったのですが、BitLocker はパーティション毎にオンオフできるものではなく物理的なディスク全体を暗号化するもののようです。
だから、windows OS の領域を空けたところで暗号化自体は有効なので、そこに Ubuntu をインストールしてしまうと Ubuntu はその領域を読み込めない(=起動できない)、という結構ヤバめの状態になります。

使い心地 -どういう人に向いているのか-

私の場合、 Surface のエントリーモデルを SSD 換装して使うことが多いので、仮想化して Ubuntu を使うのは辛いものがあります。

このような場合、デュアルブートは快適です。

現在(2024 春)なら、Surface Laptop GO 3 なんかは、いい対象になると思います。→ UEFI の設定のせいなのかデュアルブートはできないようです。結構な人が試しているが、未だ成功例はないようです。こことか参照。

実用的な速度で使いたければ WSL。少々遅くてもデスクトップ環境欲しければ VM Player 使うしかないですかねー。

 

 

1台の Mac でマルチアカウントで homebrew を使う

為替の関係なのか apple 製品値上げしそう。

というわけで現在主流である arm 系の Mac をホイホイ買うことが難しくなった。

そうなると当然1台の Mac を複数人で「仲良く」共有ということになる。
本当にできるかどうかは別にしてw

ちょっと引っかかったのは Mac の定番パッケージマネージャー homebrew を複数アカウントで使うとパーミッションの関係で色々と不具合が出るという問題。

ググってみたが、「個々のアカウントのホームにそれぞれ homebrew をインストールする」というのが一番シンプルな解決法のようだ。

なので、ホームに homebrew フォルダをつくり、そこに homebrew を展開して使ってもらうことにした。

$ cd ~
$ mkdir homebrew
$ curl -L https://github.com/Homebrew/brew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C homebrew

これに合わせて、.zprofile に以下の一行を追加。

PATH=~/homebrew/bin:$PATH

本来の brew コマンドより「優先して」自分の brew コマンドが動くようにする、という理屈ですね。

 

【魔改造】Surface Pro 7 (+)【SSD 128G→1T】

これまで windows マシンは、Dell XPS 13HP Spectre x360 と乗り換えてきた。ややスペックが見劣りするようになってきたが、通常使用では問題はない。
ただ、Spectre はサイズ的にやや大きく出先に持っていくのに若干躊躇する。

そこで、ネットや量販店などで物色。

最近では(機種にもよるが)、MS (MicroSoft) 謹製の surface シリーズもお値打ち感が出てきた。

外に持ち出せて、そこそこパワフルなスペック、というと surface pro シリーズが良さそう。

⭐️ 無印 Pro 7 と Pro 7 + の違い

この度 Surface Pro 7 で良い出物があったので導入した。

ただし、Surface Pro 7 + という法人・教育機関向けのもの。

無印と + の機能面での違いは CPU の世代と SSD の形態。
CPU は、無印が Intel core i シリーズ 10 世代、+ は 11 世代。
SSD は、無印が(おそらく基盤にベタ付けで)換装はほぼ不可能、+ は最初から交換することを前提に設計されているので当然可能。

在庫の関係で CPU i5 SSD 128G にしたのだが、これではストレージが物足りない。2021 春現在で 12万弱程度で購入できるのでコスパはいいんですが。

そこで、早速、SSD の交換を試みた。

⭐️ エントリーマシンを大容量 SSD に換装

まず、MS 公式が YouTube 上で SSD の取り外し方をご丁寧に解説してくれているので、これをチェック。

はっきりとは言及されてないが、自分で SSD を交換した場合は改造にあたり保証などは受けられなくなりそう。

まあ、ここから先は自己責任ですね。

さっそく、Surface のキックスタンドを開けて該当部位を探る。

 

SIM トレイを外すときに使うピンをポチ穴に押し込むと外蓋は簡単に外れる。
128G と書かれた黒いプチモノリス?が 元々の SSD です。

T3トルクレンチで黒いネジを外すと着脱できるようになります。

黒い筐体に囲まれているので一見わかりにくいが、この SSD の仕様は

NVME m.2 2230

という規格です。

だから、この規格の大容量の SSD が入手できれば、(システムの問題はさておき)SSD の換装はできるわけです。

検索かけるなどして調べてもらえればわかると思いますが、この規格で 1T くらいだと現在(2021 春)2 万円くらいです。

まだ、そんなにタマが出回ってませんが、ちょいちょい探していると見つかると思います。

入手できれば、挿入は簡単。

SSD 端子が、Surface の受け口に差し込まれると反対側がちょっと浮いた感じになるので、ここがコツと言えばコツでしょうか。浮いてない場合は変なところに入ってます。修正しましょう。

あとは再度ネジを止めるだけ。

これで、物理的な SSD の交換は終了。

簡単といえば簡単。

ただ、これだけでは、システムが入っていないので、このままでは起動はできません。

正常動作させるためにはシステムを入れ込む必要がある。

⭐️ システム・データの入れ替え

windows マシンの SSD 換装のとき、換装した SSD にシステムを入れ込むには大雑把に次の二つの方法がある。

・SSD 換装前に回復ドライブを作り、換装後に回復ドライブから起動してシステムを復旧させる
(この場合、ユーザーデータなどは当然移せない)

・SSD 換装前に元 SSD を換装用の SSD にシステムごとコピー(クローン)
(この場合は、換装後ユーザーデータ・アプリケーションなどもそのまま使える)

今回は、導入直後だったため前者を選択。
後者のときは easeUS などで SSD を丸ごとコピーしてください(解説記事はググればたくさん出てくると思います)。

回復ドライブは 32G 以上の USB メモリ推奨です。あらかじめ作成しておいてください。

私はこれを使いました。

Lexar、 私、よく使うんですが、あまり有名じゃないですね。ですが、使っていて不良品つかまされたことはないので、けっこうオススメです。
なにしろアマゾンでけっこう安い(1000円程度)。残っているかどうかわかりませんが、アマゾン該当ページはこちら

⭐️ 復旧

ここまで済んだら、回復ドライブ(というか USB)を Surface に刺して電源投入。
そのままでも復旧できると思いますが、できない場合は電源投入直後に

なんらかの仕方で USB から起動

できるようにしてください。

起動できれば、あとは復旧プロセスが始まります。

(追記)購入直後は UEFI の初期パスワードが設定されていないため USB 起動は比較的簡単だと思いますが、中古などで UEFI パスワードが設定されている場合、ちょっと面倒かもしれません。

⭐️ 読み書き速度

そのうち示しますが、純正品より速くなってます。

 

以上、無事、SSD の換装ができました。

⭐️ その他、あった方がいい小物類

surface の電源供給は以前の Mac の MagSafe っぽい独自仕様。
これは良い仕様なんですが、Mac や android スマフォなどは PD の USB-C が一般的。
なので、スマフォと surface を持って外出、なんてときには、電源アダプタも二つ必要になってくる。
これは避けたい。

有難いことに USB-C → surface PD の変換アダプタはサードパーティでけっこうある。
今回はこれをアマゾンで購入(画像クリックでアマゾン商品ページに飛びます)。

実際に使うとこんな感じです。けっこうスッキリしてますね。

安くて若干不安だったんですが、機能的には問題なく充電できてました。

 

Mac ノートはマウスなしでも作業できると思いますが、Windows マシン、特に Surface Pro 7 + の場合、マウスは必須でしょう。
今回はケースカバーの色(ポピーレッド。なんかお菓子っぽい)に合わせて MS 純正のやつにしました(アイキャッチ参照)。
他にも純正ありますが、お好みで。
ちなみに言うと、こちらのホイール付きの方が安いです。

なお、マウスの乾電池(単4二本使用)は購入時に入ってます。別途購入する必要なし。
何でも通常使用なら1年は持つとか。
ここらへんは地味ながら便利になりましたね。


UEFI 設定画面への入り方

よく「音量 + ボタンを押しながら電源を投入する」と説明されているのだが、この場合の音量 + ボタンは筐体左上の物理ボタンですので、お間違い無く。

Surface で音量アップ機能が割り当てられている F6 キーではありません。

ちなみに Surface Laptop GO シリーズの場合は、物理的な音量アップボタンは無いため、この機能が割り当てられている F4 キーとなります。

 

air-h-128k-il

 

お知らせです -2021/02/07-

別サイトにも寄稿したので、お知らせ。

OpenDolphin 関連

マニュアル本『無料電子カルテ OpenDolphin パーフェクトガイド』の幻のレビュー
関係者一同、「そういえば、あった、あった、これ」と懐かしんでくれたブツが見つかったので、記事にまとめた。
そこでは書かなかったが、LSC 系統の OpenDolphin の取り扱いは関係者で協議中。

iOS/iPadOS/watchOS 関連

最近の iPhone/iPad の「プライベートアドレス」がわかりにくい件
apple の言うところの「プライベートアドレス」が、最初、何を言っているかわからず、右往左往したので、まとめてみた。
これに言及した情報はネット上には確かに見つかるのだが、具体的な解決方法がバシッと書かれていないので苦労した。

iPhone と SIM と楽天モバイル

SIM なしでも iPhone 自体はアクチベートできるし、eSIM のみでも回線は開通できる -楽天モバイルを例に-
数年ぶりに iPhone を持つことにしたのだが、メインはしばらく android にするつもりなので回線はコスパ重視で楽天モバイルにした。
設定はそれほど苦労なくできたのだが、若干不安になったのはネット上に「iPhone を楽天モバイル eSIM 単独で使う場合」の情報がほとんどなかった点。
いや、普通にできます。

* * * * *

従来のブログの手入れや新規ブログのお試し利用など。

air-h-128k-il@hatena

そういえば hatena にもブログがあったのだが、全くと言っていいほど使ってなかった。
「geek な日々」から air-h-128k-il@hatena に名前を変更して若干手入れしてきた。

air-h-128k-il@tumbler

よく「SNS的ブログ」と言われる tumbler 、気になっていたので一応は開設してきたが、今後、メイン(に近い形)で使うかというと・・???
ハイソでお洒落で、意識高い系の人にはいいかもしれない。

air-h-128k-il@goo

なんとなく開設。

air-h-128k-il@jugem

これも何となく開設。

 

air-h-128k-il

さらば XPS13 ! でも、SSD は救うよ(2)

Dell XPS 13 から取り出した SSD はこれ。

Samsung の NVMe 256G であることがわかる。
要は、これを USB などを介して別のパソにつなぐ。

USB 変換アダプタ付きの SSD ケースは、家電量販店やネットショップで多数販売されているので、適当にチョイスすればいい。

今回はこれにした。

選んだ理由は、スケルトンのケースが珍しかったから。単純に見た目。

ケースへの SSD の装着は、取り出しができる人ならば、たぶん、簡単にできる。スライドを滑らせてカバーをカパッと外し、SSD をソケットに挿入。付属のスペーサー兼固定具をネジで締め付ける(工具も同包されてます)。で、カバーを戻せば完了。

USB-C ⇄ USB-C と USB-C ⇄ USB-A のケーブル両方ついているのも嬉しい。

とりあえず Mac に繋いでみる。

しっかり認識してくれました。

あと、アルミの放熱板はけっこう効いてますね。

なかなかバランスの良いアイテムでした。

 

air-h-128k-il

 

 

さらば XPS13 ! でも、SSD は救うよ(1)

以前から何度か書いているが、windows 系のノートパソは、一時期は Dell の XPS13 を愛用していた。

バッテリーパックが膨れ上がる、筐体に歪みが出る、といったよくある症状の他に本格的に電源が入りにくくなってきたため、廃棄処分することにした。

とは言っても大事なデータはまだパソ上に残っている。

ここが Dell パソのいいところだと思うのだが、最初から分解・廃棄しやすいつくりになっている。今回の場合であれば、データが蓄積されている SSD を外部に取り出して何らかの形で使えるようにすればいいわけだが、筐体の分解の仕方が公開されているし、これから書くように SSD の取り出しはかなり楽だ。

本体をひっくり返す。

隅などに配置しているネジをはずす。ロゴヒンジの中にもネジ止めされているので、これも忘れず取り外す。
私の場合は、既にバッテリーは取り外してあったので、裏蓋をガバッと取り外すと、すぐにファンなどの各種パーツが露出する。

赤枠に囲った部分が SSD 。意外に小さいでしょ?

この取り外しがこれまた楽なんだな。

コネクタの逆側についているネジをはずすと SSD が浮き上がる。あとは本体をコネクタから抜けばいい。

これだけ。

基盤にベタ付けされていたら、こんなに簡単にはいかない。

 

このSSDを再利用するのが次の目標。

 

air-h-128k-il

続くよ

 

手帳型スマフォケース・スマフォケース付手帳

なぜかギャラクシーシリーズ第三弾。

結局、ギャラクシーは透明なケース・透明なフィルムで保護、というシンプルな構成におちついたわけだが、手帳型スマフォケースも便利かな?と思ったこともある。ちょっとしたメモか何かしたいときは、そちらの方がいい。ただ、鞄の中に入れておくならいいが、手ぶらで外出したいときなどにこれだとカサんでしまう。
先日、書店に立ち寄ったとき、ここら辺の問題を解決してくれるのでは?と思えるグッズに出会った。
私は、手帳は聖書サイズのシステム手帳を使っているが↓、

これ用の透明ポケットリーフが存在した。

そのままギャラクシーを放り込んでみる。


ぴったりというわけではないが、オサまりはいい。
以降、長期出張で半日くらいスマフォに触らなくていいときは、この状態で運搬している。
けっこう便利。

 

【悲報】Galaxy S9 充電コネクタ逝きました【交換】

重宝していた Galaxy S9 であるが、当たったタマが悪かったためか使用不能になり、交換してもらった。

具体的に言うと、USB-C を挿しても何にも反応しない、つまり充電できない状態になってしまった。悪いことに、この不具合に気がついたのが、電池残量 18 %の時点。充電できないわけだから、この残量を使い切ってしまうとこのスマフォはただの黒い平べったいオブジェと化してしまう(いわゆる「文鎮」)。また、カメラアプリも起動はするものの黒い画像が表示されるのみだ。その他の機能もどんどん正常動作しなくなっていった。電源ボタンの反応も悪く、かろうじて指紋認証だけは生きていたので、これでアンドロイドを立ち上げて急いでサポートに連絡した。

が、このサポートの対応が最悪に近く、だらだらと「相談」しているうちにとうとう電池残量はゼロになり、データの移行も間に合わなくなった。データの中には、某交通系アプリにチャージした電子マネーも含まれている。痛い。

工業製品である以上、不良品の混入はしょうがないと思う。

でも、この際、au サポートと私とで「不良品」に関して見解の相違があり(はっきり言うとサポートは「不良品」と最後まで認めなかった。私のミスが原因で立ち上がらなくなったことにしたかったらしい。自発的に交換機送らなかった。アホか)、それが原因で交換プログラムの発動が遅れたし、結果的にデータの移行もできなくなった。

結局、監督省庁である総務省に間に入ってもらった。同様の件でお困りの方がいるかもしれないので、書いておくと、相談窓口は、関東の場合、

総務省関東総合通信局

である。
この類のおざなりないわゆる「お役所対応」とは違い、かなり現実的に動いてくれたので、今回はこれで救われそうです。

まあ、よかった。

 

(追記)ショップの方も抗議してくれたおかげで、この件は本社預かり。さすが、本社社員は即座に状況を理解してくれて、対応に関して謝罪、速やかに交換機を発送してくれました。また「交換」扱いではあるが、「文鎮」はデータ復旧のために私の手元に置いておいてかまわないということになりました。まあ、コネクタなどバラした金属片送りつけられても向こうも困ると思うけど。
でも、これでも私の方が損しているんですよね。データ復旧も必ずしも成功するとは限らないし。(→結局、社員さん気を利かしてポイント付与という形で一種の「補填」をしてくれました)

電波は公共財なので、それ取り扱っている会社が、こういう対応をするのはまずいと思う。少なくとももうちょっとマシなサポート体制を敷くべきでしょう。

 

(追記)この記事を某アップルのユーザーグループに流したところ、管理人の 川重光弘 という人が「管理人を煽ったから」とかいう訳のわからない理由で私の方が退会処分になった。解せぬ。
たぶん、これ、川重光弘という人(一面識もない。広島在住のようだが)が、不具合が見つかった後でも、しつこく「新型コロナ接触確認アプリ cocoa をインストールしましょう」と会員を煽っていたのを、私が軽く咎めたからだと思う。
この川重って人、開発に関してはまったく詳しくないらしく、オープンソースの概念や GitHub でどんな議論が行われているか、私にしてはかなり丁寧に助言したつもりだったのだが、まるっきり理解できていないようだった。
本人も何度も訂正いれていたが、間違った記載は消えることはなく私も最後には匙を投げた。
気になってタイムラインもチェックしたが、COVID-19 関連の情報を流していた。やはり、というべきかここもポイント外した感じの解釈してた。おそらくだが、その言動から医療系の資格は一つも持ってないと思う。
一般の人が COVID-19 に興味を持ってもらうのは悪いことではないが、誤った情報を流すのは医療関係者にとって迷惑でしかない。
地獄への道は善意で敷き詰められているというではないか。
自分が扱いきれない事柄を人前で語るのはまあいいとしても(それでも見識のある人は普通はやらないことだが)、間違っていたら謙虚な態度を取って欲しいと思う。
ましてや、医療系の情報なのだから。

(追記)この話題を出したとき、やたら「データ管理は自己責任」というのにこだわる人がいた。こういう人は製造物責任法の理念をわかってないと思う。
情報機器を個人で運用している場合、「データ管理は自己責任」というのは一般的にも受け入れられていることで原則正しいと思うのだが(それでも法人間契約になるとデータに関する免責契約はない方が多いくらいだと思うが)、上の事例はハードの初期不良に起因する電子マネーの取り出し不能というのが本質的な問題点で、製造物責任法の理念を考慮すると(微妙なところではあるのだが)損害賠償請求できるくらいの案件だ。だから、担当社員は「補填」という形で事をおさめたのではないかと思う。
私も現実的にはこれくらいの解決案が妥当だと思う。
なお、当事者間で合意ができている事柄に、「それは違う!」と言ってくる輩もいたことにも少々驚いた。

(追記)この手の facebook 内グループの運営の悪さが目につくようになったので、
android /iPhone ユーザー友の会
apple 信者ではないが apple 製品を愛用している人たちの集い
というのを急遽作成しました。しばらく、自動承認。
いわゆる宗教的な感じのアップル信者が入ってくると、取り扱い面倒くさいのでそういった人でなければ、welcome !。

 

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ