【魔改造】Surface Pro 7 (+)【SSD 128G→1T】

これまで windows マシンは、Dell XPS 13HP Spectre x360 と乗り換えてきた。ややスペックが見劣りするようになってきたが、通常使用では問題はない。
ただ、Spectre はサイズ的にやや大きく出先に持っていくのに若干躊躇する。

そこで、ネットや量販店などで物色。

最近では(機種にもよるが)、MS (MicroSoft) 謹製の surface シリーズもお値打ち感が出てきた。

外に持ち出せて、そこそこパワフルなスペック、というと surface pro シリーズが良さそう。

⭐️ 無印 Pro 7 と Pro 7 + の違い

この度 Surface Pro 7 で良い出物があったので導入した。

ただし、Surface Pro 7 + という法人・教育機関向けのもの。

無印と + の機能面での違いは CPU の世代と SSD の形態。
CPU は、無印が Intel core i シリーズ 10 世代、+ は 11 世代。
SSD は、無印が(おそらく基盤にベタ付けで)換装はほぼ不可能、+ は最初から交換することを前提に設計されているので当然可能。

在庫の関係で CPU i5 SSD 128G にしたのだが、これではストレージが物足りない。2021 春現在で 12万弱程度で購入できるのでコスパはいいんですが。

そこで、早速、SSD の交換を試みた。

⭐️ エントリーマシンを大容量 SSD に換装

まず、MS 公式が YouTube 上で SSD の取り外し方をご丁寧に解説してくれているので、これをチェック。

はっきりとは言及されてないが、自分で SSD を交換した場合は改造にあたり保証などは受けられなくなりそう。

まあ、ここから先は自己責任ですね。

さっそく、Surface のキックスタンドを開けて該当部位を探る。

 

SIM トレイを外すときに使うピンをポチ穴に押し込むと外蓋は簡単に外れる。
128G と書かれた黒いプチモノリス?が 元々の SSD です。

T3トルクレンチで黒いネジを外すと着脱できるようになります。

黒い筐体に囲まれているので一見わかりにくいが、この SSD の仕様は

NVME m.2 2230

という規格です。

だから、この規格の大容量の SSD が入手できれば、(システムの問題はさておき)SSD の換装はできるわけです。

検索かけるなどして調べてもらえればわかると思いますが、この規格で 1T くらいだと現在(2021 春)2 万円くらいです。

まだ、そんなにタマが出回ってませんが、ちょいちょい探していると見つかると思います。

入手できれば、挿入は簡単。

SSD 端子が、Surface の受け口に差し込まれると反対側がちょっと浮いた感じになるので、ここがコツと言えばコツでしょうか。浮いてない場合は変なところに入ってます。修正しましょう。

あとは再度ネジを止めるだけ。

これで、物理的な SSD の交換は終了。

簡単といえば簡単。

ただ、これだけでは、システムが入っていないので、このままでは起動はできません。

正常動作させるためにはシステムを入れ込む必要がある。

⭐️ システム・データの入れ替え

windows マシンの SSD 換装のとき、換装した SSD にシステムを入れ込むには大雑把に次の二つの方法がある。

・SSD 換装前に回復ドライブを作り、換装後に回復ドライブから起動してシステムを復旧させる
(この場合、ユーザーデータなどは当然移せない)

・SSD 換装前に元 SSD を換装用の SSD にシステムごとコピー(クローン)
(この場合は、換装後ユーザーデータ・アプリケーションなどもそのまま使える)

今回は、導入直後だったため前者を選択。
後者のときは easeUS などで SSD を丸ごとコピーしてください(解説記事はググればたくさん出てくると思います)。

回復ドライブは 32G 以上の USB メモリ推奨です。あらかじめ作成しておいてください。

私はこれを使いました。

Lexar、 私、よく使うんですが、あまり有名じゃないですね。ですが、使っていて不良品つかまされたことはないので、けっこうオススメです。
なにしろアマゾンでけっこう安い(1000円程度)。残っているかどうかわかりませんが、アマゾン該当ページはこちら

⭐️ 復旧

ここまで済んだら、回復ドライブ(というか USB)を Surface に刺して電源投入。
そのままでも復旧できると思いますが、できない場合は電源投入直後に

なんらかの仕方で USB から起動

できるようにしてください。

起動できれば、あとは復旧プロセスが始まります。

(追記)購入直後は UEFI の初期パスワードが設定されていないため USB 起動は比較的簡単だと思いますが、中古などで UEFI パスワードが設定されている場合、ちょっと面倒かもしれません。

⭐️ 読み書き速度

そのうち示しますが、純正品より速くなってます。

 

以上、無事、SSD の換装ができました。

⭐️ その他、あった方がいい小物類

surface の電源供給は以前の Mac の MagSafe っぽい独自仕様。
これは良い仕様なんですが、Mac や android スマフォなどは PD の USB-C が一般的。
なので、スマフォと surface を持って外出、なんてときには、電源アダプタも二つ必要になってくる。
これは避けたい。

有難いことに USB-C → surface PD の変換アダプタはサードパーティでけっこうある。
今回はこれをアマゾンで購入(画像クリックでアマゾン商品ページに飛びます)。

実際に使うとこんな感じです。けっこうスッキリしてますね。

安くて若干不安だったんですが、機能的には問題なく充電できてました。

 

Mac ノートはマウスなしでも作業できると思いますが、Windows マシン、特に Surface Pro 7 + の場合、マウスは必須でしょう。
今回はケースカバーの色(ポピーレッド。なんかお菓子っぽい)に合わせて MS 純正のやつにしました(アイキャッチ参照)。
他にも純正ありますが、お好みで。
ちなみに言うと、こちらのホイール付きの方が安いです。

なお、マウスの乾電池(単4二本使用)は購入時に入ってます。別途購入する必要なし。
何でも通常使用なら1年は持つとか。
ここらへんは地味ながら便利になりましたね。


UEFI 設定画面への入り方

よく「音量 + ボタンを押しながら電源を投入する」と説明されているのだが、この場合の音量 + ボタンは筐体左上の物理ボタンですので、お間違い無く。

Surface で音量アップ機能が割り当てられている F6 キーではありません。

ちなみに Surface Laptop GO シリーズの場合は、物理的な音量アップボタンは無いため、この機能が割り当てられている F4 キーとなります。

 

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