WebORCA

医療情報系ではもう積極的に何かすることはないだろうなあと思っていた。
ORCA のブラウザタイプ(いわゆる WebORCA)も自分ではインストールすらしないだろうと漠然と考えていた。
さすがにドルフィンのあれこれは、捨て置くわけにはいかないと思っていたが。→結局、動画を何本(これとかこれとかこれ)か公開し『ソースコード嫁』や『@masudanaika による個人情報流出ツィート』などの記事は書かせてもらった。

だが、標準型電子カルテあたりの話が比較的評判良かったこともあって、HPKI あたりのことは割と自主的に調べていた。
へえ、電子処方箋の署名はこういうものなんだなと感心したりもした。

もうちょっと踏み込んで、MacOS で電子処方箋のデジタル署名のテストなども行った。

手を動かし始めると欲するのは現実とのリンクというやつで、実際のレセコンと連携できないかとぼんやり考え始めた。

そうなると手っ取り早く試せる環境が欲しくなる。

ここはやっぱり ORCA。

結論から書くと今もっともお手軽に WebORCA を試せるのは MS Windows の WSL2 環境。

通常に wsl をインストールしただけで MS の手が入った最新版の Ubuntu がインストールされる。まあ、GUI は一切ないが。

WebORCA と言えどもインスト手順自体は従来の ORCA とそうは変わってないので、作業に要する時間も慣れた人なら1時間もかからないと思う。

wsl1 だと systemctl が動かないという話なので、ハマるかも。インストール自体はできるが、動作させるのに相当苦労しないといけないようだ。

なお、MacOS + パラレルデスクトップという環境は、WebORCA 自体が amd64 にしか対応してない(arm64 非対応)ようで arm Mac だとインストール自体ができない

(追記)ORCA の ML にも投稿

そこで、「WSL2 の仕様上、ゲスト Ubuntu を再起動させるとIPアドレスが変わってしまうようで、いちいち上のコマンドを打ち込む必要があるから」と書いたが、ホスト windows 上で以下のバッチファイルを管理者権限で走らせると(走らせた後は)ホスト windows と同じIPでアクセスできるようになる。

FOR /F "usebackq" %%i in (`wsl -d Ubuntu exec hostname -I`) do set IP=%%i

netsh interface portproxy delete v4tov4 listenport=8000
netsh interface portproxy add v4tov4 listenport=8000 connectaddress=%IP% connectport=8000

少々、ダサいが、私の用途では実用的にはこれで十分。

同じ LAN 上にある Mac からもホスト windows のIPを指定することで WebORCA と通信できるようになった。

 

クリックclose