2025 後半に OpenOcean/Dolphin の著作権表示に関する記事をいくつか書いた。
OpenDolphin/Ocean ソースコード利用指針
その目的は、間違いだらけの AI まとめ対策のほかにソースコードを利用するための指針を示すという意図もあった。
最近では、@MedRecMate さん(丸口勇人先生?)が dolphin のソースコードを OpenDolphinNext で再利用している。
LICENSE の改竄はなかなか気がつきにくいところだ。
Copyright (C) 2001-2011 Kazushi Minagawa. Digital Globe, Inc.
825 Sylk BLDG., 1-Yamashita-Cho, Naka-Ku, Kanagawa-Ken, Yokohama-City, JAPAN.
This program is free software; you can redistribute it and/or modify it under the terms of the
GNU General Public License as published by the Free Software Foundation; either version 2
of the License, or (at your option) any later version.
This program is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT ANY WARRANTY;
without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR
PURPOSE. See the GNU General Public License for more details.
You should have received a copy of the GNU General Public License along with this program;
if not, write to the Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA
02111-1307 USA.
(R)OpenDolphin version 2.2, Copyright (C) 2001-2011 Kazushi Minagawa, Digital Globe, Inc.
(R)OpenDolphin comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY; for details see the GNU General
Public License, version 2 (GPLv2) This is free software, and you are welcome to redistribute
it under certain conditions; see the GPLv2 for details.
なんて記載を見たら、普通の人は v2.2 の更新し忘れだと思うのではないだろうか?(この時点でのバージョンは 2.7.1)
実際は、皆川和史が以下のように 2.4 から不自然な巻き戻し的な修正を行なった結果である。

リポジトリの最終更新は 2018 で、この時点での運営元は LSC なのだから、これは皆川和史による意図的な改竄と見るのが普通で、現行の間違った記述は捨てて、LSC が fork 元であることを示すような修正が必要になってくる。
X 上でも意見交換を行なったが、今のところ、本格的に利用する際には「メドレーに確認をとった方がいいだろう」というような結論になっている。
一般には
v2.2 系・・利用しない方がいい
v2.7 系・・利用してもいいが、LICENSE 文書が改竄されていることは意識しておくこと
v2.7m 系・・手前味噌だが、推奨
だろう。
Google AI overview
ポンコツすぎる。
OpenOcean/Dolphin のライセンス周りの説明がハルシネーション出まくり。
ダメな点を挙げていく。
・皆川和史による LICENSE 文書の改竄に気がついていない
(上記参照)
・OpenDolphin は皆川和史の個人著作物
少なくとも 2.7 系ではあり得ない。
・OpenOcean のオープンソースとしての利用許諾は終了している
していない。むしろ LSC からは奨励されていた。
ただし、LSC dolphin 及び派生ソフトに関しては、LSC の意向で 2018 年末には GPL ライセンスは実質的に廃止されている。この事象と小林の個人的意見を取り違えている。
怪文書は当時から怪文書扱いで、あの記事の是正勧告(MOSS は法的な機関でもなんでもないのでこの言葉自体が不適当)に従っているプロジェクトは一つもなかった。
猪股弘明
参考
『OpenOcean/Dolphin GPL LICENSE に基づくソースコード利用の指針』
パクらせてもらいました(笑)
OpenDolphinNext に関する記載は消えたりしているようですが、ANN2b 氏の言うように「AI のみで dolphin を復活させた」というストーリーは無理があるように思います。というのは、私が、データ構造に関して助言し、PR なども送ってマージされているから。

確かに PostgreSQL の保存形式としては違う(CLOB → JSONB)のですが、言わんとしていることは一緒です。
なお、彼は、私の PR が無効になっていると主張しているが、無効になっているのは、従来の dolphin 2.7系とのデータ互換性を担保している部分です。だから、(現時点 -2026年4月- ではアプリ自体が未完成だが)完成したとしても従来の 2.7 系 dolphin とはデータ互換性はまったくありません。この点には注意が必要でしょう。
『電子カルテ自作派 2022-2025』
OpenDolphinNext への言及あり。
『電子カルテ自作派 2025』
OpenDolphinNext への言及あり。