ハードの終わり、ソフトの始まり

最近、取り組んでいたのはオンライン請求の接続方法は何が良いか?という問題。

現在、医療機関が支払い基金にレセプトをオンラインで請求する場合には、以下の3つのやり方がある。

1. IP-VPN方式

2. IPsec+IKE方式

3. ISDN方式

このうち3. は今となっては一般的でないので、実際にはほとんどの場合、 2. か 3. かの二択になる。

どちらも一長一短があるのだが、今回の新規案件では 2. IPsec+IKE方式を採った。

この接続方式のメリットの一つに「回線を選ばない」というのがあるのだが、試しに WiMax 回線でつないでみた。結果、

receiptonlinewimax.jpg

つながりました

実際にこの環境で稼動させることはまずないでしょうが、複数の環境で接続可能だというのは何か安心ですね。

(参考)『Re: RCA でのオンライン請求について

 

 

猪股弘明(精神科:精神保健指定医)

 

VMware で ORCA

ノートPC (Win8) に VMware Player をインストール。ゲストOS に Ubuntu 12.04 を入れ、ORCA 4.7 を導入してみた。(なお、ORCA というのは日本医師会が開発しているレセコンソフトで、OpenDolphin は ORCA と連動して動作する)

vm_orca_ultrabook.jpg

これなら、出先でも ORCA をちょっと触わることぐらいはできる。

本当は、Open Dolphin とも通信させて開発環境も構築したかったのだが、これは上手くいかず。(VMnet1 や VMnet8 などいじったんだが、駄目でした・・・)

以前に造った自作電子カルテもどきで通信させたところ、あっさり成功。

vm_orca_openocean.JPG

受付情報など取得できました。

単純な http プロトコルだと上手くいく?

(追加)ブリッジ接続は問題なく接続。

vm_orca_od.JPG

ORCA -処方箋など-

 

ORCA の導入を考えているところがあるということで、お手伝いできることであればとちゃちゃっとインスト&デモしてきた。

ちゃんとしているなと思ったのはやはり帳票関係。
処方せん、これで医療機関ID取得してハンコ押せば通用しちゃう。

処方

あと、思ったのは薬品マスタを抱えていて、この構成なら ORCA のバージョンがあがっても過去の処方歴はしっかり残るんだろうということ。感心。

 

なんでこうも感心したかと言えば、某公立病院のシステム入れ替え時に、これ(過去の処方歴の移行)が破綻してけっこう問題になったから。

・そもそも薬品マスタをシステム入れ替えに合わせていっしょに変えてしまうというのが意味不明

・薬品マスタ自体が独自仕様で薬品マスタ(旧)→(新)に入れ替えたとしても、薬剤自体にそうは大きな異動はないはずなので、変換ソフトを用意して変換しておけばすんだ話ではなかったのか?

と今でも「あれはなんだったのか」という感想は持つ。

(後記)この時に受けた商用電子カルテへの悪印象が、のちに OpenDolphin HTML/PDF Viewer に繋がっていってるわけですね。

 

猪股弘明(医師)