OceanMini -基本-

OceanMini とは?

MacOS 向けのお手軽 EHR アプリです。
類似のアプリがなかったので試作してみました。
当初は「自分が使えればいい」くらいの感覚でデータベースの互換性などは意識してなかったのですが、機能も固まってきたため v1.1.2 以降はデータベースに関しては上位互換とする予定です。(現状、1.1.5 までは上位互換性は維持できてます)

細かい話をすると標準型電子カルテの厚労班会議で提案したモデル(DolphORCA)のフロントエンドサーバを Java から C/C++/Obj-C で書き直したものですが、この話はマニアックすぎるので興味のある方はこのページを参考にしてください。

特徴

アプリ内にウェブフレームワークを内包
アプリ自体がサーバー機能とデータベース機能を持っています。面倒な準備は不要で、ボタン一発押下でサーバーが起動します。

WebORCA との通信は ORCA API
CLAIM は廃止となるので、ORCA API 経由で WebORCA と通信させてます。

ORCA データベースとの通信は DBAPI
WebORCA が持っている薬剤情報などを取得するためには WebORCA データベースにアクセスする必要があります。デフォルトでは phazor.jp に設置されたWebORCA に DBAPI 経由で問い合わせてます。が、これはかなり気持ち悪いでしょう。可能であれば、自院の WebORCA に DBAPI を設置するのがいいと思います。
(DBAPI の仕様は要望があれば公開します。相談してください)

動作環境

MacOS 12.4 以上。
アーキテクチャは Intel・Apple Silicon 両対応です。

使い方

まず、ダウンロード。

Ver1.1.5(実験的 入院機能強化)
Ver1.1.1( Vector 版と同一)
Ver1.0.7

zip ファイルを解凍後、アイコンダブルクリックで起動できます。

公証済みですので「開く」で。

起動直後、コントロールパネルが出現します。

左上の start ボタンを押下。
すると規定のブラウザが立ち上がりログイン画面が表示されます。

現在のところ、v1.0.7 では、デフォルトで、施設が二つ、それぞれの施設にユーザーが一人登録されています。

オルカモクリニック(施設ID oorcaclinic), ユーザーID doctor1(パスワード ocean)

大海病院(施設ID ocean), ユーザーID ocean(パスワード ocean)

どちらでもログインできるはずですが、実はオルカモクリニックは ORCA 公式お試しサーバと連動しているので、こちらの方がいいでしょうか。


v1.1.1 以降では

オルカモクリニック(施設ID ocean), ユーザーID ocean(パスワード ocean)

が登録されて、やはり ORCA 公式お試しサーバと連動しています。
v1.0.8 以降では、施設情報の変更やユーザーの追加・情報変更はアプリからできるので、それ使って修正してください、という意図です。
ただし、v1.1.1 以降は施設IDの変更はできません。(現時点でそこまで使う人はいないと思いますが)施設ID の変更や施設の追加もデータベースを直接操作すればできますので、相談してください。


ログインに成功するとダッシュボードページにまず遷移します。

OceanMini は外来機能は実装してますが、このままだとサーバーが立ち上がったのみで ORCA とは通信はしていません。

外来の待ち受け患者を把握するために WebORCA に問い合わせてみましょう。
コントルーパネルでタブを ORCA にしてから、Start ボタンを押下。

これで待ち受け情報が WebORCA から OceanMini に渡ります。

上部メニューから「外来」を選択。
外来待ち受け画面に遷移します。

WebORCA に登録された患者一覧が表示されます。

外来に患者が一人もいない場合は、ORCA お試しサーバにログイン(ユーザー trial, パスワード weborcatrial)し、外来受付をすると OceanMini に反映されます。

例えば、↓ とすると

以下のように反映されます。

記録を開始するには診察したい患者の行をクリック。

するとエディター画面に遷移します。

実際に記入を開始するには、SOA 欄または P 欄をクリック。
それぞれ専用のエディタが立ち上がります。

SOA エディタはこんな感じになっています。

Plan エディタはこんな感じ。

なお、診療行為のうち、診察・処方・検査・注射・精神は、「保存+ORCA送信」をすると実際に連動している ORCA に診療行為が送信されます。

勝手にデータ飛ばしているわけですが、まだ、上野さんには怒られてないので、しばらくはお試しで使っていてもいいのかな?と。

基本的な使い方は以上になります。