Apple Watch と血糖測定とラマン散乱

世間的には、Apple Watch に心電図測定機能と不整脈お知らせ機能がついたと盛り上がってます。
いいなあ。

ところで、7 より血糖値測定もできるようになる。
ここで測定原理としてラマン散乱というものが使われるらしい。
こういうもの(↓)らしいです。

論文見つけた。
さらっと読む。

猪股弘明
医師, 理学士(物理)

XQuartz

以前に某所で Mac OSX (Catalina) 上の XQuartz を不安定と言っていたが、訂正。
試行錯誤していたら普通に動いた。
さすが、アップル製 Unix マシン。
GTK というライブラリを使ってウインドウも表示させてみました。

なお、GTK はもともと GIMP というペイントソフトのためつくられましたが(GTK= Gimp ToolKit の略)、現在では GNOME デスクトップ環境の GUI ライブラリとして使われています。

 

特に何かに使おうとは意図してないんですが、ORCA で GTK が使われていたので、なんとなく。

なお、お馴染みの目の玉アプリは正式には xeyes というらしいです。

 

 

猪股弘明(精神科:精神保健指定医)

 

Mac Pro で本当に大根をおろした Youtuber がいるらしい

昨年アップルから発表された Mac Pro はその外観からたびたび「おろし金」と言われていたのだが、これをネタにした動画が Youtube に上がっている。

本当に大根おろしちゃったよ。
瀬戸さん、完全に笑わしにきてますね(笑)。

 

超高額ディスプレイも話題になってますが、こちらの動画でレビューされてます。

ディスプレイ XDR が登場するのがちょっと遅いかな・・・。

あと、この超高額ディスプレイは色深度が1色あたり 10bit (通常は 8bit)というハイスペックなのだが、わざわざ HorliX をコマンドラインから起動して( ↓ )「HorliX は 30( =10×3 ) bit (ディスプレイ)に対応してますか?」という質問が海外勢から飛んできた。

さーせん、対応してません(^^;)

色深度をチェックするコードをちょっと加えたのみです。

(追記)月日が経つのは早いもので「モンスターマシン」と思われた MacPro を凌駕するマシンが現れた。
って、M1 マシン群のことなんですが。

これには瀬戸さんショックを受けたようで、再び動画投稿されています。

ン百万投資して手に入れた環境がノートパソ級に追い抜かれるというのは、色々クるものがあるだろうなあと (^^;)

 

猪股弘明(精神科医)

今日の HorliX (2019/03/07)

医療画像ビューア HorliX は、Mac AppStore で世界に配信されている。
個人情報の収集はまったくしていないが、各国プラットフォームでどの程度売れたかは報告があがってくる。
顔本内では、そのデータを見て仲間内で盛り上がっていたのだが、こちらでも。


日本での顧客を増やすべく、ちょっと前に頑張って販売価格を1万以下、つまり
¥11800 → ¥9800
にしたのだが(なってますよね?)、全然反応しない日本市場(笑)。

海外では、ポーランド・イタリア・韓国でしっかり反応が出る。未だにユーザーの過半数は海外だ。

 

韓国は、実は初上陸。これで販売実績国は37。

 

猪股弘明(精神科:精神保健指定医)
OpenDolphin-2.7m, HorliX 開発者


しかし、よく売れていたものです。
こことかこことかにも痕跡が(笑)。

それはそうと
フリーかつオープンソースな医療画像ビューア HorliX について
COVID-19 による肺炎CT画像! <HorliXにて表示>
DICOM Viewer の準備
某先生 tweet
など
ご紹介ありがとうございます。

【Watch】米国では使えるが日本では使えないメディカル・アプリ3選【iPhone】

日本では心電図アプリが使えないということで Apple Watch が話題になった。iPhone アプリを含めると、当局承認の問題で、他にも米国では使えるが日本では使えないアプリはけっこうある。

 

今回は、3つほど選んで紹介。 まず、パーキンソン病のモニタリングアプリ。

iPhone アプリのみだが、watchOS には振せんやジスキネジアといったパーキンソンの代表的な症状を検知する機能が既に実装されているため、Apple Watch 向けアプリ、およびそれと連動する iPhone アプリなどがリリースされるのは時間の問題と思われます。

 

次は、自閉症のスクリーニング用の iPhone アプリ。

ただ、この分野は日本では保健師さんたちが保健所の検診などで頑張っていると思います。(けっこう拾えている印象)

 

最後は、てんかんの記録アプリ。これはぐりぐりの watch アプリのようですね。

さすがに脳波までは拾えないと思うので、信頼性はなんとも評価しにくいですが、興味深い試みだと思います。

 

 いずれにしても、日本では真似できないような産学連携っぷりですね (^^;)

疫学研究で次世代プラットフォームになりそうな本格派感がそこはかとなく出ているような気がします。


猪股弘明(精神保健指定医)