大慌てでサーバの引っ越しをしたが当方管轄下のページを検索すると、『ページがモバイルフレンドリーではありません』の文字が……。
そういう時代になったんだよなあ(遠い目)。
確かにアクセス数なんか見ると、モバイル端末圧倒的だもんなあ。変えなきゃいけないんでしょうね。
解決策は、その大手検索会社が提示してくれている。
わかりやすいくらいに、レスポンシブ、イチ推し。
(続く)

本業回帰中
日本医師会はフリーのレセコンソフト orca を開発していて、かなり普及している(素晴らしい!)。これまでにもお仕事として構築支援をたびたびおこなってきたのだが、ソースコードを眺めたことは一度もなかった。
今後もご厄介になると思われるので、ソースコードの取得を試みた。(注・・最初に解説した方法は以前の方式で、現在は、後述するように公式サイトから取得できます)
まずは公式の取得方法を試す。ここに書いてある。
要は、CVS (バージョン管理システム)を使って ssh 接続で日医総研のリポジトリからチェックアウトすればいいということらしい。
1. cvs は使ったことがないので、当然、我が Ubuntu には入ってない。
sudo apt-get install cvs
で cvs を入れる。
2. orcacvs という公開鍵をダウンロード。
3. 以下のコマンドで orcacvs を ~/.ssh/ にコピー
cp ~/ダウンロード/orcacvs ~/.ssh/orcacvs
続いて
chmod 600 ~/.ssh/orcacvs
でパーミッションを変更。
4. ~/.ssh/config を作成(あるいは以下の内容を追加)
Host cvs.orca.med.or.jp User anoncvs IdentityFile ~/.ssh/orcacvs ForwardAgent no ForwardX11 no
(最後の2行は何をやっているんでしょうか?)
5. 後は以下のコマンドでチェックアウト実行。
$ cvs -d :ext:anoncvs@cvs.orca.med.or.jp:/cvs co jma-receipt
回線状況にもよるが10数秒でチェックアウトは終わると思う。
確認してみると…
まずは、ソースコード取得成功。
【2019年10月に追加記載】
現在は、上の方法ではソースコードを取得できないようです(どなたか確認してほしい)。
これ、ORCA 管理機構 とメドレーとの関係がちょっぴり関係しているのかなと思わないではないです。
ことの経緯は、以下の感じだったようです。
まず、メドレーがORCAのCOBOLアプリを開発している「NACLメディカル」を買収。
次に「ORCA 自体を有償化する」という方針をメドレーサイドが発表。取り扱い業者に通知。
が、取り扱い業者が猛反発。
メドレーが方針変更。細かいことを割愛しますが、「一部有償化」とポリシー変更。
で、現在にいたる、と。
まあ、買収したのだから、何らかの形でマネタイズはしないといけないんでしょうが、当初プランは若干無理筋ではあったようです。
使い慣れた開業医ユーザーさんからは、「ORCA 自体は今後もローカルで使いたい。バックアップをクラウドでやってはどうか」というような意見が出ているようです。
私も概ね同意見です。
現行のクラウド ORCA は、基本的にはローカル ORCA をほぼそのままの形でクラウドに上げただけなようなので、ここら辺も設計変更した方がいいかなと思います。そのためにお金がかかるので、費用を使用料という形で徴収したい、ということなら問題ないかと。
なお、件のソースコードは http://www.orca.med.or.jp/receipt/tec/ にありました。
Ver5.1 は https://github.com/Hiroaki-Inomata/ORCA-5-1 でも。
本体のビルド方法は『Inside ORCA』などをご参考に。
ただし、これだけビルドしても(できればの話ですが) ORCA は動きません。ORCA は、MONTSUQI(最近は panda というらしい)というミドルウェアの上で動作しているので、これらがないと業務には使えません。
また、公式サイトでオンラインでインストールする方法が紹介されていますが、これは Ubuntu の apt というパッケージマネージャを使って必要なパッケージ(部品)を集めてきて Ubuntu 内で組み立てる、みたいな型式です。ここでダウンロードされるものは、既にコンパイル済みのものです。
パッケージ自体は、公式サイトのここで公開されています。が、これも .deb というファイル形式でコンパイル済みのバイナリを固めたものです。

ソースコード自体は、https://github.com/montsuqi の各リポジトリで公開されています。
panda 自体は、
・libmondai
・gtk-panda2
・libglade-panda2
の各ライブラリに依存しているので、まず、これらを先にビルドする必要があります。また、libglade-panda2 は gtk-panda2 に依存しています。
panda や ORCA を実稼働させるためには、さらに各種シェルスクリプトなどを使って上記ビルド産物を正しく配置(デプロイ)する必要があるので、けっこう面倒です。
精神科:精神保健指定医
OpenDolphin-2.7m, HorliX 開発者
将棋 AI 同士のメジャーな大会は2つある。
一つは、GW に開催される世界コンピュータ将棋選手権(World Computer Shogi Championship 略して WCSC)。もう一つは将棋電王トーナメント(Shogi Denou Tournament 略して SDT)。
一般の将棋ファンにも浸透してきた両者だが、性格付けが微妙に異なる。主催者や賞金などもそうだが、決定的に違うのはマシンスペックに関するレギュレーションだろう。
ざっくりいえば、WCSC は「計算機であればなんでも可」だし、SDTは 「ハード同一スペック縛り」だ。ユーザとしては、同一環境での評価関数の質や探索部の出来の良し悪しが知りたいところなので、実用的な意味では SDT の結果の方が気になる。
さて、今年の SDT であるが、11 月 11 日(予選)、12 日(決勝)に開催される。
個人的に注目しているのは、以前にもちらりと紹介した Yamaoka Tadao さんの dlshogi 。ブログの方もちらちら拝見させてもらっていたのだが、いやあかなり計画的に進めてらっしゃる。熟成度という点で古豪のソフトの後塵を拝するかもしれないが、しっかり出場までこぎつけただけでも凄いと思う。
思うに、将棋 AI つくってみようかと検討している人は潜在的には多いと思うが、今までのところかなりマニアックな人たちのみが参加しているような印象を受ける。Yamaoka さんのように他の分野でも一定の実績を持った方が参加してどの程度の結果を残すかというのは、そういった人たちにとって一つの指針になるだろう。
試験的に AWS (Amazon Web Service) にインスタンスを作っていたのだが、2~3週間ぶりにコンソールを覗いたらインスタンスが消えていた。
おかしい、確かに Ubuntu を入れたのだが? 無料枠で一定期間利用してなかったのがいけなかったのか? と頭上に?マークをいっぱい掲げながらいろいろ調べてみた。 “AWS のインスタンスが消えた?” の続きを読む
たまには仕事の話。
最近、小規模な医療・福祉施設向けの HP (ホームページ)の作成依頼が重なって、そちらの方に精を出していた。
ちょっと興味を持ってその手の分野を調べたのだが、費用の相場はたいてい 『初期の HP 作成料』(5万~程度)+『月々の管理料』(1万~程度)のようだ。
ある程度の規模の施設の場合、月々の管理料は問題ならないのだろうが、数名程度の施設の場合、この価格構成、特に月々の管理料が発注側の悩みの種となっているようだ。「効果があるのかどうかもわからない、使いこなせるかどうかもわからない情報発信媒体に少額とはいえ月々費用を投じていいものか?」というのはまあ納得できる話だ。 “初めての HP” の続きを読む
対角交換四間を苦手としていた。頻度的にそう多くはないし、強い使い手にそうそうあたらなかったという事情もある。
守備陣形は銀冠に組むのがいいらしい。今回は、銀冠に組んでいる最中に相手は一直線に美濃を完成。逆棒銀を仕掛けられた。こちらは非常手段的に右銀を斜め棒銀(鳥刺し)ぽく使い対抗。しかし、▲3五歩と押さえ込まれた。▲4七と引くようでは勝てないし、▲2五銀では逆棒銀がキマってしまう。
次の一手は? “中盤の手筋 次の一手 筋違い銀” の続きを読む
もう級位者でもなくなったのだが、当時のテイスト溢れる対局を経験した。
横歩取りで▲3四飛とした後、後手も△7六飛としてしまうと、▲2二角成の強襲があって、△同銀でも△同金でも金銀の連結が外れ、飛車が成りこんでゲームセット、という進行がよく紹介されているが、このときの飛車の成りこみを防ぐ驚愕の面白戦法が以下の△3三歩。
正直、指されて驚いた(笑)。
さて、どう対応したらいいだろう? “級位者の愉快な対局 次の一手 △横歩取り3三歩戦法” の続きを読む
大人になってから将棋を再開しても同志がどこからともなくあらわれて、仕事上のつきあいもかねがね趣味的に指したりしているのだが、かといって頻度がそう多いわけでもない。
強さの追及がメインではないので、道場に通ったり、ソフトとの真剣対局を日課にしたり、というのは何か違う。
というわけで主な対局場所はネットということになった。みなさんがおすすめする将棋道場24 はいいのだろうが、きちんとしすぎていて、私にはあわなかった。細切れの時間を使って、気分転換も兼ねてとなると、将棋ウォーズしかない。接続切れや放置が多いとは聞いていたが、実際多い。やられるとムカついたりもするのだが、自分も急な来客時には結果的に放置プレイになってしまうことがあるので(なるべく投了するようにしてますが)人のことはいえない。
経験値も上げたい、気分転換的なエンタメ性も堪能したいって人にはウォーズがおすすめである。
だが、これが厳密に「将棋」かといわれると、やはりちょっと違うと思う。『期神』などという合法的ソフト指しを認めている時点で、厳密な意味で「将棋」ではないだろう。あくまで「将棋ウォーズ」というゲーム。だからといって棋力向上に役立たないかといえば、そんなことはない。
利用時の感想&注意点などをいくつか。
・将棋再開組の多くは「ウォーズ」的な水準では終盤力はそこそこある。やり始めの頃などは、序中盤の知識がないに等しく、必敗形になったりするのだが、終盤になるとなぜか相手が見え見えの一手詰めを見えてないケースが多く、簡単に逆転したりする。3手程度の簡単な詰み手順発見の能力は、そうは衰えない。
・『期神』を使うとリズムが崩れる。せっぱつまった局面で使ったことが2~3回あるのだが、手の意味がわからず、その後、どう指し継いでいいかわからず困った。以来、一切使ってない。
・長考OK。10分切れ負けであるにもかかわらず、最善手を求めて時間はふんだんに使った。当然、時間切れ負けになるのだが、検討時には、記憶に残っていてやりやすかった。
・ソフト指しと対戦するのが嫌なら、10秒切れ負けで序盤をノータイムで指す。おそらく相手の局面編集が間に合わないのか、ほぼソフト指しは排除できる。
長考OKは、個人的にはリミッターと呼んでいた。勝ちにこだわるならば、長考せず60~70点の手をぱしぱし指していった方がいいのだろうが、棋力向上のトレーニング的な意味合いもあったのでそうはしなかった。
逆にリミッターを解除すると、勝率はがこんと上がります。私の場合、1級に上がるまで 3ヶ月程度、そこで勉強もかねがねちんたらやっていたのだが、そろそろ諸々の知識もついてきたので「もういいか」と思い、リミッターを解除したら、途端に級位者に対して取りこぼしがなくなり、次第に初段~二段クラスにも一発入れられるようになって勝率が上がった。結果的には、再開後 6ヶ月足らずで初段に昇段となりました(←今、ここ)。たぶん、棋力は子供の頃より上がってます。