もう級位者でもなくなったのだが、当時のテイスト溢れる対局を経験した。
横歩取りで▲3四飛とした後、後手も△7六飛としてしまうと、▲2二角成の強襲があって、△同銀でも△同金でも金銀の連結が外れ、飛車が成りこんでゲームセット、という進行がよく紹介されているが、このときの飛車の成りこみを防ぐ驚愕の面白戦法が以下の△3三歩。
正直、指されて驚いた(笑)。
さて、どう対応したらいいだろう?
次の一手的には▲3二馬が正解だが、▲3一馬や▲8四飛車、▲2一馬なども先手勝勢~優勢(elmo 2017 調べ)。
▲3二馬△3四歩と飛車を取れば、▲3一馬で先手金銀得。▲5三馬の狙いも残っている。
▲3二馬△同銀と馬を取れば、▲2四飛△2三歩打。▲2八飛とひいても金得の上に▲2二歩打の狙いが残る。
やはり、「横歩を取るのは先手の権利」なんだろうが、相手が高段者の場合、ここからでも勝ち切るのは大変なんだろうなあとは思う。

