2000 年頃のネット事情を懐かしんでみる

部屋がだんだん狭くなっていったので、昔のパソを廃棄しようと思い、使えるデータの引っ越しを試みた。写真・動画・書類なんかは、ほいほいと移行できたのだが、つまってしまったのはブラウザのブックマーク。ネット絡みで仕事をもらったりした経緯もあるので、過去に影響を受けたサイトなんかは残しておきたい。

が、7~8割方のブックマークはほぼリンク切れとなっていた。

そういえばそうだなあと思った。書き物の仕事がちらちらと舞い込んできた 2000年代初頭、個人による情報発信はホームページが主体だった。その後は、ブログや SNS の隆盛へと至ったのはご存知の通り。
例えば、『侍魂』なんてサイトはいまだに存在しているが、更新はまったくなされていない。

ここらへんのことを、ちょっと突っ込んだ記事もあった。

 

ただ、嬉しかったのは、そんな時代の流れに対応して自分のスタイルをつくっていった人達も少なからずいたことだ。

例えば、赤井都さん。プロとアマの中間くらいにいた作家さん。『ボツの花道』(だったけ?)で自作の小説などを発表していたが、今は豆本という分野で第一人者でいらっしゃる。『赤井都の豆本』でそのご活躍をうかがうことができる。

そこまで、出世せずとも細々とながら、ネット上に足跡を残していた人も少なからずいた。懐かしい。

ただ、そういった時代の流れとか社会的なニーズの変化にとらわれず、その時点での自分の煌めきをさっと表現し、その最良の部分だけを残して、ネットから綺麗に去っていった人もいる。例えば、『明日香の部屋ー低脂肪乳』。1999-2001年という時の17-19才の女子の日常をこれだけ魅力的に綴った書き物は滅多にない。
絶えず第一線で自己を表現していくのもいいが、こういったスタンスもあっていいと思う。

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