【Watch】米国では使えるが日本では使えないメディカル・アプリ3選【iPhone】

日本では心電図アプリが使えないということで Apple Watch が話題になった。iPhone アプリを含めると、当局承認の問題で、他にも米国では使えるが日本では使えないアプリはけっこうある。

 

今回は、3つほど選んで紹介。 まず、パーキンソン病のモニタリングアプリ。

iPhone アプリのみだが、watchOS には振せんやジスキネジアといったパーキンソンの代表的な症状を検知する機能が既に実装されているため、Apple Watch 向けアプリ、およびそれと連動する iPhone アプリなどがリリースされるのは時間の問題と思われます。

 

次は、自閉症のスクリーニング用の iPhone アプリ。

ただ、この分野は日本では保健師さんたちが保健所の検診などで頑張っていると思います。(けっこう拾えている印象)

 

最後は、てんかんの記録アプリ。これはぐりぐりの watch アプリのようですね。

さすがに脳波までは拾えないと思うので、信頼性はなんとも評価しにくいですが、興味深い試みだと思います。

 

 いずれにしても、日本では真似できないような産学連携っぷりですね (^^;)

疫学研究で次世代プラットフォームになりそうな本格派感がそこはかとなく出ているような気がします。


猪股弘明(精神保健指定医)