【Tips】お手軽に Win機で git や GitHub を使う

GitHub を使う必要があった場合は、まず、 git(ギット) や GitHub の概念を頭に入れておこう。
あたりがわかりやすい。ざっくりいえば、
  git はローカルリポジトリでのプロジェクト管理コマンド群
GitHub は git で管理されたプロジェクトに対応したリモートのリポジトリ
(クラウド型サービスといったらいいか? 一種のホスティングサービス)
です。
公開されているプログラムをダウンロードする際、GitHub にお世話になっている人は多いと思うが、こういう関係だったんですね。
ところで、さる筋から、とあるプログラムを GitHub に上げて欲しいと頼まれた。たまに更新するだけなので、日常使いの Win機(ノートPC)でなんとかしたかった。

ところが、ネット上で調べると Git For Windows を使えだの SourceTree を使えだのという記事ばっかり。
開発用のモンスター級のデスクトップ機持ってたら、これでいいんでしょうが、非力なノートPCに入れる気はまったくおこらず、この路線はすべて却下。
幸いなことに愛機(XPS13)には、VMware Player 上に Ubuntu が走っているので、ここから、git を使うことにした(というかもともと使えるようになっている)。win のコマンドラインから使うのもありですが、設定が面倒だと感じる場合はこちらで。

まず、GitHub にアカウントを登録。当然、二段階認証はオン。SSH接続させたかったので Ubuntu で秘密鍵と公開鍵つくって、公開鍵を GitHub アカウントに登録。ターミナルから

ssh -T git@github.com

で、SSHで接続されているか確認。

次に、適切なところに git で管理したいディレクトリを作成。ホストOS(Win10)との共有フォルダから必要なファイル・ディレクトリをここにコピー。後は Unix 系 git のお作法にしたがって、ローカルリポジトリを作成し、GitHub に push 。

commit だの add だのでてきて、最初は慣れないと思うが、使っていくうちになんとなく使えるようになっくると思う。
単純に上げるだけなら以下のような形式化された手順ですむ。具体的には以下の通り。

1.git init でフォルダ内プロジェクトの初期化
2.git add LICENSE(だとかフォルダ名だとか) で必要なファイルをインデックスに追加
3.git commit -m “UPDATE(とかわかりやすいコメントをつける)” でコミット。

ここまででローカルのリポジトリでの準備はひとまず完了。
次にリモートに上げる。

4.最初に上げる場合は、

git remote add origin git@github.com:user_name/repository_name.git

でリモートリポジトリを設定しておく。

5.最後は git push -u origin master でリモートに上げる(サーバーの応答はけっこう高速)。

実際に開発して管理するとなるともうちょっと細かいコマンドも覚える必要があるが、今回の案件だとこんなもんですむ。

もうちょっと突っ込んだ使い込みをしたい場合は、やはり成書が必要でしょう。『Git ポケットリファンレンス』が評判よいようです。

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