WCSC 2018

本日(2018/05/03) から、世界将棋コンピュータ選手権(wcsc)が始まった。

前にも書いたが、コンピュータ将棋の二大タイトルには電王戦とこの wcsc があり、今回はハード制限なし何でもありの方の wcsc である。

今年の見どころのひとつとしては、Deep Learninng 勢がどの程度の戦果をもたらすか?というのがある。

今回は、フランスから crazy shogi というチームが出場し、それなりに注目を集めている。日本では、dlshogi が Deep Learning 勢の筆頭格とみなされている。

さすがに今日の一次予選から全対局をチェックしていく、というのは厳しいが決勝リーグあたりはライブで視聴したいと思う。

予習がてらアピール文書をちらちら眺めるのも楽しい。

1次予選

結果は、

1.PAL
2.Hefeweizen
3.Novice
4.名人コブラ
5.S.S.E
6.名人コブラ
7.dlshogi
8.Novice

dlshogi が7位に入り予選クリアとなった。おめでとうございます。なお、注目のもう一方の Deep Learning 勢、Crazy Shogi は、12位という結果だった。

世間では注目の新技術と喧伝されている Deep Learning であるが、今回はオーソドックスな機械学習の工夫で十分対抗できているようだ。




2次予選

1次予選突破組8チームにシード組8チームが加わって計16チームで2次予選。

結果は

1. たぬき…7勝1敗1分
2.Hefeweizen…7勝1敗1分
3.Apery…6勝2敗1分
4.PAL…6勝3敗
5.大合神クジラちゃん2…6勝3敗
6. 名人コブラ…5勝3敗1分
7.妖怪惑星Qhapaq…5勝3敗1分
8.HoneyWaffle…5勝3敗1分

たぬきさんチームが頭半分くらい抜けているものの基本混戦。

elmo が反則で3敗したことがちょっとした話題になった。

 

決勝リーグ

結果は以下の通り。

1.Hefeweizen
2.PAL
3.Apery
4.名人コブラ
5.たぬき
6.大合神クジラちゃん2
7.妖怪惑星Qhapaq
8.HoneyWaffle

見事優勝に輝いたのは、Hefeweizen (ヘーフェヴァイツェン)。ドイツ語で「白ビール」という意味ですね。チームには、昨年電王戦で活躍したショットガンの芝さんがいらっしゃるようです。

 

なお、なぜ私が将棋 AI に興味を持っているのかといえば、プログラミングにまつわる新技術がかなり早い段階で投入され、その結果も即座に評価できる点。開発の過程もみなさんけっこうオープンにしてくれているので、参考になる。

例えば、今回のDeep Learning が良い例。

もっと基本的な技術分野だと AWS を使った計算資源の活用などでしょうか。医療用の画像処理なぞモノによっては計算資源をバカ喰いするのだが、なぜかクラウドマシンを利用するという発想はなかったな。

もちろん勝負にまつわる人間ドラマも大好きです。

 

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