ウォーズ低級位時は、相手が棒銀・中飛車・早石田を指してくる場合が本当に多い。
対策立ててないと
の局面で恐怖を覚えます。「飛車が危ない」と。
要するに、この後、どこかで▲7四歩△同歩▲2二角成△同銀と進んだ場合の▲5五角の飛車取りを予想して身構えるわけですね。例えば、こんな局面、
この場合には、△3三角打と自陣角を打つのが好手です(おそらく定跡にもなっていると思う)。
つまり、飛車を取らせるわけです。
落ち着いて考えると▲8二角成△同銀としたところで単なる飛車角交換ですし、この後、後手陣に飛車を打ち込む隙はありません。むしろ△9九角成を防ぐために後手に回ることになります。
この進行を早石田対策としてとりあえず覚えておいてもいいですし、
どんなときでも 飛車>角 → 序盤は飛車より角
というふうに脳内評価関数を更新しておきましょう。「ヘボ将棋、王より飛車をかわいがり」という言葉も有名ですね。
この後の進行はここなんか参考にしてください。
藤井二冠の飛車切り
「序盤は飛車より角」なんて書いてましたが、中盤〜終盤でも局面によっては飛車を切った方が形勢が有利になる局面があるようだ。
凡人にはこの形勢判断をするのはほぼ不可能な感じもするが、印象深いのは藤井(聡太)二冠の飛車切り。
記憶に新しいところでは、2020王位戦第4局での封じ手(△8七同飛成)。
他には、竜王戦5組決勝(対石田五段)での次の一手でしょうか。

ここで△7七同飛成は、彼以外誰も指せないでしょう。
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