【魔改造】Surface Laptop GO 3 【SSD 128G→1T】

おかげさまで Surface Pro 7 + の SSD 換装の記事がよく参照されている。

今では Surface のエントリーモデルの SSD を換装するのは、けっこう一般的に行われるようになったようだ。

今回は Surface Laptop GO 3 の SSD 換装。

まずは、Surface 公式が SSD の取り外し方を解説してくれているのでチェック。

底面のゴムを取り外すところに心理的な抵抗を覚えるかもしれないが、やってみるとわかるが、かなり取り外しやすい接着になっている。

Surface Pro よりは若干手間かかるが、やはり SSD の交換はやりやすい。

基本的なやり方は前回と同じです。

つまり、

回復ドライブ(USB)制作→SSD換装→回復ドライブから起動

です。

Surface Pro と違うのは、UEFI 設定に入る時には、F4 キーを押しながら電源ボタン投入です。

 

 

 

いまさら? Windows 11 と Ubuntu ダブルブート

WSL 環境が整備されてきたせいか win機で Ubuntu を使いたい場合、WSL(2) をインストするのが主流になってきていると思いますが、通信に関してはまだ不安定なところがあるように思います。

さらに Ubuntu のデスクトップ環境を使いたいといった場合(WSL ではデスクトップ環境は使えない)、今でもデュアルブートは考慮される選択肢でしょう。

以前に SSD を換装した Surface があったので、デュアルブートを試みました。

作業に入る前に

UEFI が強化されているらしく、意外に手間かかります。

途中で何かあってもいいように、最低

・回復ディスクは作成しておく

・BitLocker は切っておく

ことを強くオススメします。

これさえやっておけば、何があっても最悪、システム自体は復旧できます。

手順

作業の手順は検索かけて物色しましたが、けっこう不自然な手順が紹介しているサイトを見かけました。

おそらく最も自然なのは

windows10 と Ubuntu のデュアルブート環境の構築

で紹介されている方法です。

windows 機に Ubuntu を間借りさせるわけだから

・windows のユーティリティを使って空き領域を作る

・その空いた領域に Live USB を使って Ubuntu 本体をインストールする

という手順です。

ただし、win10 時代には SSD 自体を暗号化する BitLocker がなかったようで、この点に関する配慮が抜けています。

私も作業に入る前はわかってなかったのですが、BitLocker はパーティション毎にオンオフできるものではなく物理的なディスク全体を暗号化するもののようです。
だから、windows OS の領域を空けたところで暗号化自体は有効なので、そこに Ubuntu をインストールしてしまうと Ubuntu はその領域を読み込めない(=起動できない)、という結構ヤバめの状態になります。

使い心地 -どういう人に向いているのか-

私の場合、 Surface のエントリーモデルを SSD 換装して使うことが多いので、仮想化して Ubuntu を使うのは辛いものがあります。

このような場合、デュアルブートは快適です。

現在(2024 春)なら、Surface Laptop GO 3 なんかは、いい対象になると思います。→ UEFI の設定のせいなのかデュアルブートはできないようです。結構な人が試しているが、未だ成功例はないようです。こことか参照。

実用的な速度で使いたければ WSL。少々遅くてもデスクトップ環境欲しければ VM Player 使うしかないですかねー。