HorliX Ver 0.0.1

ホロス( Horos ) のコードを少々手直しすれば、Xcode 9.3 でもビルドは可能です。

まだ gihthub にあげる段階ではないのですが、少々解説します。

Horos on Xcode 9.3

なぜ、ホロスのコードが Xcode 9.3 でビルドできないのかといえば、同包されているライブラリのうちいくつかが 32bit でしかコンパイルされていないためです。

たいていのライブラリはソースを 64bit でコンパイルし直せば、問題ありません(この作業はほぼ終了)。

問題は、ソースがもはや存在しないライブラリです。

ここは私もちょっとひっかかったのですが、そういったライブラリのうち内容が推測できるものに関しては機能を新たに実装し直してビルドを通すことにしました。

こうするとビルドは通るのですが、その代わり元のライブラリはもう使えません。

結局、DICOM Viewer を部分的に作り直しているようなものですね。

このせいでファイル構成などはかなりすっきりしてきたと思うのですが、その代償として機能の一部が犠牲になりました。

代表的なところだとダイコムプリントでしょうか。

関連ソースを読むとネットワーク上のダイコム対応プリンタというものに独自のデータ形式で印刷データを渡しているのですが、前述のように機能が実装してあるソースがありません。がんばれば、実装も可能なんでしょうが、データ形式もよくわからないし、そもそもダイコム対応プリンタなるものが普及しているようには思えない。なので、この機能はオミットしました。

いや、どうしてもダイコムプリンターを使いたいという人がいれば、実装をがんばってみてください。みんな幸せになれますから。

HorliX

また、64bit 化を推し進めるうちにプロジェクト自体が本家 Horos から、微妙に離れてきたようなので(もう、コードも機能も違ってきている)、以前使っていた HorosJ というネーミングは今後止めます。

いちおう、HorliX (ホーリックス)と名付けましたので、今後はこの名称でお願いいたします。

Horos + OsiriX 

なので、Horlix ですね。

 

 こちらの名馬の名にもちらっとひっかけてたりもしますが。

⭐️ 最近(2021 春)ウマ娘というスマホゲームが流行っている状況も考慮して、ちょっと説明しておくと、ホーリックス号はジャパンカップ(JC などと表記される)でオグリキャップの最終直線での猛追を抑えて勝ち馬となったニュージーランドの牝馬。
勝ち時計の 2’22″2 は当時の 2400m の世界レコード(オグリも同タイム)。

アニメのウマ娘ではオグリは大食いでネタにされている感じもあるが、

コミックの『シンデレラグレイ』では堂々の主役。

オグリキャップといえば、4歳時(今でいう3歳時)のダービー裏街道の快進撃、タマモクロス・イナリワン・スーパークリークとの対決、有馬でのラストランあたりのエピソードが有名だが、純粋に強さとタフさを印象づけているのは、マイルチャンピョンシップ→ JC(上の動画) の連闘。
ここでホーリックスの出番がワンチャンある?