世界が Mac だけで完結しているのなら Clnag/LLVM でもいいのだが、デスクトップPCのシェアは MS Windows の方が上で、Windows 向けに書かれた C++プログラムを Mac 上で動かしたいということはよくある。そのような場合、困ったことがおこることがある。
GCC や Windows C コンパイラにはある機能が、実際には Clang/LLVM にないことが度々あるからだ。
そのような場合は、GNU の GCC の使用を余儀なくされるわけだが、今後はその点でさらに使いにくくなるかもってことです。
上のように経緯をはっきり書いてしまうとわかると思うのだが、N社はこのソフトに関して Web アプリ化したのみで基本的な部分にはいっさい関わっていない。というか、製品全体に渡って一貫して関わっている技術者は一人もいない。大手リリースの製品であっても「奇跡のソフト」が生まれる余地があると書いたのはこういった事情による。
また、上記案件では、Web アプリといっても企業内 LAN 使用が前提のため、tom…ナントカ あたりでことがすんでいたのだが、N 社の経営陣が気まぐれで「これからはネット社会。どうせ Web アプリ化するなら、外部公開も前提に REST も実装しておいてくれ。VPN もお忘れなく(にっこり)」などと言った場合、もっと悲惨なことになっていたことは想像に難くない。(まあ、この時点では REST はなかったわけだが)このとき N 社プロダクトマネージャー(PM)が、例えば、その仕事を外注に出したとしても、また、それが原因で、その後、REST 周りが奇跡のコード化しようとも、私には、この PM を単純に責める気になれない。現代にあって、有償のソフトを限られた時間内でリリースするのは、相当、プレッシャーがかかることなのだ。