2026/7/6 より AppStore で PHORLIX Lite v1.1.0 が公開されています。
新規の機能追加はなく、内部的なアップデートのみです。
かなり安定に動作するようになったのではないでしょうか。
AppStore 内のページも日本語化。

2026/7/6 より AppStore で PHORLIX Lite v1.1.0 が公開されています。
新規の機能追加はなく、内部的なアップデートのみです。
かなり安定に動作するようになったのではないでしょうか。
AppStore 内のページも日本語化。

PHORLIX Lite v1.1.1 をベースに PaxViewer のストレージを組み込んでみたら、上手くいった。
これを PHORLIX v1.0.0 とした。
こちらからダウンロードできますので、よろしかったらどうぞ。
PHORLIX Lite の v1.1.1 のダイレクト配信版を 7/5 にリリースしました。
ダウンロードはいつものページからお願いします。
今回は、US(UltraSound 超音波)と XA の読み込み・描画機能の追加です。
読み込みはシリーズ単位でお願いします。
(スタディだと各シリーズの先頭ファイルを表示するだけです)
次の目標は悩ましい。
PHORLIX Lite の v1.1.0 のダイレクト配信版を 7/5 にリリースしました。
ダウンロードはいつものページでお願いします。
新規の機能追加はなく、dicom の読み込みなどの改善です。
かなり使いやすくなったのでは?と思います。
具体的には今まで手抜きしていたところを詰めました。
例えば、2500×2048(pix) といった「普通ではない」ダイコムの処理です。

次は US でしょうか。
PaxViewer の 3D Volume Rendering の処理が重すぎたため、急遽 PHORLIX Lite のメンテ。
やはりデスクトップアプリはこういう重い処理をさせるときに捨てられない。

ところで PHORLIX Lite の CLUT Editor は、Horos のものとは違う。

それぞれ一長一短があるが、RGB 伝達関数がそれぞれ独立して動くため、「軟部組織の赤みを強く表示したい」というような場合、PHORLIX の方が操作しやすい。
実用的かと言われると、ちょっと疑問なのだが、とりあえずアプリとしての体はなしてきたので、PHORLIX のベータ版を差し替え。
外見上は、Volume Rendering 機能や About… ページ、2Dビューアのスライダーなどが追加されたことに気がつくと思うが、内部ロジック的にもあちこちに手を入れている。
GW の空き時間を使って、進めるところは進めてしまおうといくつか機能追加。
JPEG2000, JPEG-LS で符号化されたデータも表示できるようにした。

ロジックのミス(データの受け渡しで根本的に考え違いしてた)で描画が極端に遅くなってしまったが、ここはそのうち大幅に手を入れる予定。(→ある程度、改良。まだ、改善の余地があるが、そこまで遅くはなくなった)
ちなみに、最初は、「あれ、JPEG2000 の展開アルゴリズムってこんなに時間かかるっけ?」とか「配列ばんばん使ったのでメモリーリークかな?」とピントが外れたことを考えていたが、デバッグ時の

が目に入ってきて、勘違いに気がついた。
(メモリーの消費はそれほどでもなく、CPU の稼働率が異常に高いのでこれはメモリーリークではない)
思い込みって怖いねー。
・ダイコムディレクトリ
・3次元描画
あたりが次の目標。
メモ。
シリーズやスタディなど複数ファイルから構成されている場合をどうするか?
規格的には DICOMDIR というのがあるのだが、最近は見かけない。
無視して、ファイル内容から類推して、データベースに格納するか。
シリーズなどに isVolumic などのプロパティを追加する必要がある。
(続く)
以前から、諸々の理由で、「機会があったら、OsiriX とは別系統のビューアーを作成してみたい」と思っていたのだが、空いた時間を利用してコーディングしてたら、プロトタイプができてしまった。

機能的には、CR の画像が表示できる程度で、これ以外の機能はないに等しいのだが、基本設計的にはそれなりの水準にあるのではないかと思う。
諸々の理由とは書いたが、具体的には以下のような事情があったせいだ。
(先日、ML に流した内容を転載)
私が、OsiriX (直接には Horos ですが)のカスタマイズに着手したのは 2018 からです。
当初はあれだけ機能豊富なアプリのソースコードが公開されて、それほど手間要らずで
ビルド可能、微修正も容易、ということで圧倒されていました。しかし、現在の視点からみると
・グラフィックのほとんどすべてが OpenGL に依存しており、MacOS が本格的に
Metal に移行した場合は、使えなくなる・他人の書いたコードは、読むのが大変。修正入れる場合は、さらに労力が要る。
・Objective-C のプロジェクトとみた場合、書き方が古く、ところどころに迂遠なところが散見される
といった問題点があります。
かなり気が早いのだが、βテストも開始した。
HorliX の機能のうち小規模診療所などで喜ばれることの多い機能に Web Server 機能がある。(元々は OsiriX の機能だが)
これはネットワーク上で HorliX をウェブサーバーとして使い、他端末のブラウザでサーバーの画像を閲覧できるようにするという機能だ。さすがに3次元構成像やシリーズものは無理だが、ちょっとしたレントゲン像なら iPad などでチェックすることができる。Windows 機なら weasis が立ち上がる。
設定はいたって簡単。
設定(preference)画面で Web Server を押下。
すると、設定ダイアログが出てくるので、Activate the built-in Web Server にチェックを入れ、IP アドレスとポート番号を適切に設定する。

これで、サーバーが立ち上がる(リスタートすればより確実)。
サーバーが立ち上がった状態で、例えば iPad のブラウザで上記のアドレスにアクセスする(この場合なら http://192.168.100.108:3333 )。
すると…

とポータル画面が出現する。あとは、閲覧したい画像を検索画面を使って選んでいく。

胸部レントゲン程度なら、こんな感じで表示されます。
簡易なものですが、これで、施設内 LAN に繋がっている iPad などから HorliX データベースの画像が閲覧できるようになります。

(追記)なお、PHORLIX 系列にもこの手の Webserver 機能を追加しようという動きもあります。
具体的には PHORLIX Lite と PaxViewer の統合です。
ROI という言葉がある。Region Of Interest のことで、文字通り関心領域と訳される。
医療画像を見たとき、慣れた医師であれば、どの部分に注目して何を計測すればいいかわかっているが、DICOM Viewer はたとえ OsiriX MD といえども自動でこの作業をおこなってくれるということはない。したがって、操作者が「関心」領域をコンピュータに教えなければならない。
例えば、心胸郭比を求める場合は、以下のような操作になる。

まず、計測したい画像を立ち上げる。次にメニューバーよりアイコンの機能を変化させるボタンを押下。心胸郭比の場合は、関心領域は直線になるので、Length を選ぶ。

開始点でクリック、ドラッグして、終了点で再度クリック。

するとその直線の撮像時の実空間での距離が計測できる。
心胸郭比は、12.500/29.455 x 100 = 42.438 [%] ということになり、心肥大はないと判定できる。ちょっと直線の引き方が甘いのは大目に見てほしい。
と、なんでこんなチュートリアル的な内容を柄にもなく書いたかといえば、この分野で早速リクエストがきたから。海外の方の要望は、ド直球という感じですね。
確かに、関心領域が近接した場合、表示が見にくい。
なので改変。


英語版では、omrd さんの要望に沿って不要なレーベルを全て削ぎ落とす。日本語版は、漢字の視認性は捨てがたいと思い、残しておいた。
なお、これはぐりぐりのテストコードというやつで、狙った動作をさせるために変数管理などかなり無理をさせている。色の調整などを含め、リリース版に含めるためには、もうちょっと修正が必要。
(追記)なので、まず、色目の修正。

のデフォルトのグリーンから始まって、トパーズイエロー→キャロットオレンジ→マドンナブルー→…の順で描画する。
ただし、これは描画途中であって、いったん手を離して ROI を確定すると、最後に確定した ROI がデフォルトのグリーンで表示される。文字にするとわかりにくいですが、使ってみるとたぶんこの動作は一発でわかると思います。
また、色もいわゆる「洋色」メインにしました。
実装も「オブジェクト」・「クラス」を意識してコーディングし、かなりシンプルな形になったかと思います。
なるべく一般性を失わないようにと心がけたせいか面積系の ROI でも一発で狙ったように動きました。

キャロットオレンジ→トパーズイエロー→デフォルトグリーンの順に囲んでいったので、最後に書いた部分がデフォルトのグリーンで描画されているわけですね。
「海馬の体積が何パーセント減って…」などというとき役に立つかと。
(参考:『アルコール依存症患者では視床枕の体積減少がみられる』)
上記の改変の結果、今のところ ↓ のような操作性になっています。
(追記2)上記の機能は、ROI-color-rotation-UI という呼称が割と一般化したようです。

ソースコードを提供した Horos さんのリリースノートにも、この表現が使われています。
色がくるくる変わっていく感じが表現できていて、なかなかいいかと。
(追記3)などとけっこういいこと書いてますが、ROI の保管形式に関しては色々問題があります。この点に関しては『Horos なんちゃって日本語化』に詳しく解説してますので、一読ください。
簡単に言えば、Horos/HorliX の ROI の保存形式は、現在の DICOM 規格にあっていない、ということです。
PHORLIX では、この点を考慮して ROI-color-Rotation-UI を採用した上で DICOM SR で保存しています。だから、PHORLIX で作成した ROI は、他のアプリ、例えば weasis や 3D Slicer で読めます。
標準規格というのはかくありたい。