PHORLIX v1.1.0

PHORLIX v1.1.0 が公開されてます。

shading

今回はボリュームレンダリングの shading が強化されています。

描画難易度の高いいわゆる「ザイオアップル」も綺麗に描画できていると思います。

 

macOS 27 Golden Gate

次期 macOS Golden Gate の開発者向けβ版が公開されたので、M1 MacBooPro に導入。

PHORLIX を走らせる。

まったく問題ないですね。

安心安心。

 

PHORLIX Lite v1.1.2

世の中には素直じゃない DICOM を吐き出すベンダーもあって、v1.1.2 はその対応。あまり本質的ではない。

具体的には、このページにあるダイコムファイルを読めるように修正。

例えば、林檎のやつは、v1.1.1 では以下のような表示になった。

これが v1.1.2 ではこのようになる。

本質的な修正ではないが、ダイコムといえばダイコムだしねえ。
仕方ない。

なお、今回の AppleReview はかなり早く直接配信版から遅れること数時間後に AppleStore から配信されましたとさ。

 

 

PHORLIX Lite v1.1.1 [AppStore]

PHORLIX Lite の v1.1.1 を 7/8 に AppStore からリリースしました。

今回は、US(UltraSound 超音波)と XA の読み込み・描画機能の追加です。

読み込みはシリーズ単位でお願いします。
(スタディだと各シリーズの先頭ファイルを表示するだけです)

次の目標は悩ましい。

PHORLIX VR -色成分伝達関数-

PHORLIX 系ボリュームレンダリングの色調整方法について。

オリジナルがこれ ↓ だったとする。

下部パネルの RGB 伝達関数を右にシフト。

さらに骨組織に相当する HU 領域で α を下げる。

骨まで透過する、という理屈です。

参考

テクスチャレンダリングやアルファブレンディングに関しては

Metal ベースの DICOM Viewer -PHORLIX Lite-

をご参照ください。

 

shading? or lighting?

ところで、画像処理マワリをやっていて気がついたのだが、horlix で VR(ボリュームレンダリング)させたとき、ツールバーに shading というアイテムが出現する。

ちなみに、shading にチェックを入れると

こういう画像が得られる。

 

shading のチェックを外すと

画像はこのようになる。

単なる lighting ですね。ambient, diffuse や specular なども lighting に関わる用語です。

最近では、位置情報を含めて GPU 描画させることを shading という呼び方をすることが多いので、若干、気になった。

細かいところですが。

 

HorliX on Mac OSX Catalina

Catalina の正式版がいつのまにかリリースされていたので、アップデート。

HorliX は無事動いているようです。

最新、Ver1.0.7 は、ダウンロードページからどうぞ。
日本語で使いたい方は、(もちろん)Japanese Ver を落としてください。

アノテーションの「文字化け?」について

日本では報告されていなかったのですが、2D ビューアや 3D ビューア上で描画されるテキスト文字が解読できないくらい乱れるという問題が指摘されていました。
HorliX であれば

github issues: HorliX with CATALINA , TEXT LINE ILLEGIBLE

Horos であれば、

github issues: Length assessment bug [ROI] , Annotation colour is green, cannot change after update Catalina

あたり。

報告されているとはいっても、かなり特殊な条件でしかおこらないようなので対応を後回しにしていたのですが、3次元表示(ボリュームレンダリングなど)あたりのコードを整理・手直ししていたときに、「あ、そういうことか」と思い当たる節があり、下記のような操作を実行してみたところ上手くいきました。

HorliX のメーリングリストに流したのですが、ここでも解説します。

かなり特殊な実行環境だと思うのですが、ROI などを使った場合、


というようにまるっきり文字が読めない現象が出現するときがある。
このバグが生じるのは、実行環境の Mac のモニターのカラープロファイルが意図せぬ設定になっているせいなので、これを修正する。
具体的には、まず、画面左上にある林檎マークをクリックしてメニューアイテムを表示して『このMacについて』を選ぶ。

するとパネルが現れるので、『ディスプレイ』を表示させ、パネル右下の『”ディスプレイ”環境設定…』ボタンをクリック。

するとディスプレイ設定パネルが出現する。
ここで『カラー』を選ぶ。するとカラープロファイルの設定画面に切り替わる。

文字が判読できないような場合、ディスプレイプロファイルが『一般RGBプロファイル』以外になっているので、これを『一般RGBプロファイル』に選び直す。

この設定変更の後、再度アプリを立ち上げると

と文字が正常に表示されるようになります。

ソースコードレベルでの修正は検討しているところです。(できれば OS の側で修正して欲しいんですが)

その他

今のところ、Catalina 移行に伴うバグらしいバグは上がってきていません。

今後の予定

3次元表示周りは、今一つコードが整理しきれていない印象があるので、ここは現在修正中です。

VR (ボリュームレンダリング)

なお、上記のサンプルは MacOS BigSur でも無事に動いています。

今後の予定(追加)

Volume Rendering のところを整理する、みたいなことを言ってましたが、ここはどう頑張っても OpenGL になってしまうので(VTK の機能を利用しているため)、Metal で同様の機能を書いてみました。

オリジナル同様、RayCast Mapping という手法を使ってます。

OpenGL は廃止になることがわかっているため、こちらの方がいいでしょう。